●●宿題詳細!●●
●質問1 ベンチマーキングとは何か?
以下のPDFを見て、
ベンチマーキングとは何かを簡潔に述べてください。
①『The "Benchmarking" creates Learning Organizations and renovates
White-collars(ベンチマーキングの理論と実践)』第1章
http://web.sfc.keio.ac.jp/~s06601ht/benchmarking01.pdf
ベンチマーキングとは、ベストプラクティスとの比較・分析を行うことにより、そのギャップを埋め、現状を改善する手法である。それは端的に、「最高に学び」、「継続的に改善し」「自身がベストとなる」ための手法である。だれもが本来もっている、ベストなものに近づこうとする意欲を喚起する、すなわちプラス思考を促すため、
組織の活性化をもたらすモチベーションプログラムともいえる。
一方で、ベンチマーキングは特効薬ではない。あくまで改善目標と実践方法を明確化する手法にすぎず、将来的な効果を見込んだ地道な作業である。結果としては、プロセスやジャンルをベンチマーキングで改善していくいくと、最終的に戦略も含めた全体の改善が可能である。
●質問2 ゼロックスのベンチマーキングのポイントを整理する
・教科書の第5章
・質問1の①の記事、以下の記事②を参考に
ゼロックスのベンチマーキングをPPTに書き込んで整理してください。
②『ビジネス・プロセス・ベンチマーキング :
ベスト・プラクティスの導入と実践 』より
13章 http://web.sfc.keio.ac.jp/~s07765mh/bpb_chapter13.pdf
このメールに添付しているPPT(ベンチマーキングプロセス)
を見て、この10個のカテゴリにおいてゼロックスが具体的にやったこと
を整理してPPT2枚目に書き込んでください。
PPT参照
●質問3 NPOにとって、ヒューマンリソースはなぜ大事なのか?
第6章では、ヒューマンリソースについて取り上げています。
*注意:
この章を読むに当たって、あなたが組織を動かすマネージャーという
視点で読んでください!
(つまり、組織の人を動かす=マネジメントをする役割を
担っているということです)
なぜヒューマンリソースマネジメントが大切なのでしょうか?
以下の小問に答えながら、自分の意見を述べてください。
(a)NPOが、もっとHRマネジメントを考えなくてはならないのには彼らに
何らかの問題があるからです。NPOで働く人材における問題点を述べてくださ
い。
NPOで働く人材における問題点は、低賃金、短期的なキャリア、オーバーワークである。これらの要因が結合し、最終的にNPO人材に頻繁に起きる問題、バーンアウトが引き起こされるのである。
(b)では、HRマネジメントとは、何をすることでしょうか。
また、それを行うことでどんな効果が期待できるでしょうか。
HRマネジメントとは、戦略的にクライアント、組織、人材のニーズを同時に満たすことを目的とする。
そのためには、人材を発見・保持することに加えて、彼らを組織の目標達成のために、実際にマネジメントしていくことが重要である。具体的には、①給料を低く設定しすぎない、②(特に早期のキャリアにおいて、)仕事と結果を明確に結びつけることが求められる。
以上により、バーンアウトの防止と、それに伴い、NPOはミッション達成に大きく近づくことができる。
●質問4 私のベンチマーク対象をさがせ! ~マイプロの進化のために
最後は、皆さんのマイプロで、ベンチマーキングです。
自分の今感じているマイプロの進化のために、
参考となる先進事例(組織やプロジェクト)を探してください!
その際、
1.先進事例(ベンチマーク対象)の紹介と、
・NPO法人「夢職人」
子どもからおとなまでがつながり合い、
共に学び合い、成長していくコミュニティづくりを行っている団体。
現在の具体的な活動としては、江東区の小・中学生を対象とした野外教育事業などがある。
2.なぜ、この団体なのか。
自分のマイプロのどんな問題を解決したく、
どう役立てたいのか(どんな種類のBMになりますか?)
「コミュニティづくり」というミッションについては、私自身のミッションと非常に重なる部分が多い。
その上で、なぜ夢職人が、こどもの野外教育事業から着手しているのか、現場で活動しているからこそ、
体得しているエッセンスとは、何なのか。ぜひ知りたい。
同一のミッションに対して、彼らの事業だからこそ、備えている強みをBMしたい。
…プログラムBMになるのかな??
3.そして、少し調べてみて、生かせそうな点や学びを
おしえてください。
今後、実際に現場のプログラムに参加させてもらい、直接的な学びを得たいと思っている。
生かせそうな点としては、上でもあげたが、コミュニティづくりというミッションに対して、
「こどもの教育事業」という切り口がもつ優位性、特徴である。