井上英之 研究室

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★ストーリー:
4月から、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の職員になったあなた!

「素晴らしい大学にしたい!!」と燃えるあなたは、
いま、主に、SFCのカリキュラムや履修制度など
大学生への授業の提供に関する業務を行っています。

慶応大学は、150周年をむかえる!こともあり、
SFCも、ミッションをより達成していくために、
今のサービスが充分にそして適切に学生に提供されているのか、
あらためて、見直す会議をスタッフと教員とで、合同で行うことになりました。

そんなある日、あなたは上司の渡辺さん(54歳のおっちゃん)に
「ねぇ、君。去年まで学生だったんだから、君も何か教授陣に提案してみない~?」
と言われました。

あなたは、最近、(たまたま)生協においてあった洋書で読んだ(笑)
“Quality Process”を使って、よりよい大学サービスを提供するには、
どうすればよいかという事を順序だてて考えてみることにしました。


★宿題 ~SFCのクオリティ・プロセス改革!

1.まず、ここでいう、「クオリティー・プロセス」とは何かを、
渡辺さんに分かりやす~く教えてあげてください!
*注意:54歳のおっちゃんなんで頭は固いです。

渡辺さん、クオリティって言葉あるじゃないすか。品質って意味の。
この品質っていうのは何も目に見える商品に限らなくって、
大学の授業とかサービスとかにも当てはまるわけですよ。

けど果たしてSFCの「お客さん」である学生が、
SFCの授業とかサービスに満足しているかどうか?って、
その年に受験を希望する学生の数で分かります?
それとも大手企業に就職する卒業生の数で分かります?
どっちでも分かんないっすよねー。

もちろん、すぐれた授業やサービスを提供すればするだけ
いい噂が流れて、その年の受験生がSFCに行きたい!って思ったり、
優秀な学生が増えて大手企業からの受けがよくなったり。。
ってことはあるかもしれないですよね実際。
だけど大事なのは、そんな授業やサービスの品質を保つ過程、
つまり「プロセス」なんですよ!!

このプロセスを評価・改善するためには、
学生の率直な意見を聞き出して取り入れたり、
先生方や職員の働きぶりを正当に評価してモチベーション上げたり、
といったことが必要になるんですね。
当たり前のようでいてできてない気がしません。。?

2.そもそも、SFCのミッションとは何だと考えますか?
*自分で考えて設定してOKです☆
また、下記、すべて、事実の正誤はといません。
仮想でプラニングしてみてください!

学生がそれぞれの問題意識や関心、情熱に従って、
それぞれが納得のいく生き方を追求できるようになるための
知識、考え方、人脈を提供すること。
⇒社会のリアルな現場で問題発見・解決を実践できる学生の輩出

3.ミッションを実現するためには、授業の質を高める事が大切です!
では、SFCの授業において、授業の質を高めるとはどういうことでしょうか。
*例えば、○上先生の授業で考えてみると…?(笑)

授業の質を高めるとは、一言でいえば「学生の満足度を高める」ということ。
とはいえ、「満足」の中身は学生によって異なります。

たとえば、

○「出欠をとらないこと」「テストがないこと」「グルワがないこと」
⇒「楽勝科目」かどうか
○「学びが多いこと」「著名な先生であること」「将来役に立つこと」
⇒「優良科目」かどうか

といったように、単に「お客さん」の声を聞いているだけでは
ばらばらな要望には対応しきれません。

ここで立ち返るべくはSFCのミッションです。
「社会のリアルな現場で問題発見・解決を実践できる」意識の高い学生を
増やすためには、後者の「優良科目」をより重視していきたいところです。

井○先生の「ソーシャ○ビジ○スプラ○ング」を例にとってみましょうw
授業の質を高めるためには、授業のミッションに賛同する学生を集め、
学生同士、そして先生やSAも交えたディスカッションが不可欠です。
厳しい履修選抜によって「最初に人を選び」、
授業前後の学生とのコミュニケーションを通して「顧客の声を聞き」ます。
そこで得られたフィードバックをもとにして、
井○先生とSAは授業プロセスのブラッシュアップを行います。

ただし、学生はただ座って聞いていればいい「お客さん」ではなく、
ともに授業を作り上げていく存在です。
がしがしマイプロを進めてその進捗状況をシェアしたり、
授業内で積極的に発言して空気を作ったり、
「授業の質」に大きく影響を与えています。
そういう意味で、学生に期待するのはフィードバックだけでなく、
「自分がより満足のいく授業にしてやろう」というコミットメントなのです!

4.「授業の質を高めるためには、outcome情報を見ればいいんだ!」
と知ったあなたは、次に、ある疑問が湧いてきました・・・!
じっさいに、アウトカムを評価するさいの、“指標”は、何に設定しましょうか?
*例えば、SFCから過去に生まれた社会起業家の数など

リアルタイムで学生の満足度をはかって、授業の質を高めるためには、
学期中および終了時の学生の声を聞く必要があります。
そのいちばんてっとり早い情報源とは。。?
そう、SFC-SFSの「授業改善のための授業調査」です!
https://gc.sfc.keio.ac.jp/sfc-sfs/student/

ここでは、
「この授業が扱う領域やテーマの基本的な考え方や
知識を学ぶことができましたか?」
「この授業で学んだ考え方や知識は、
あなたの研究や実践を進める上で役立つと思いますか?」
「授業内容は、履修者を惹きつけ、理解を促すよう工夫されていましたか?」
「履修してよかったと思いますか?」
などといった質問に、学生が5段階評価で答えています。
この平均値が、現段階でのアウトカム指標として使える。。んでしょうか?

5.さらに、「Outcomeを評価するだけでは、
学生から孤立した授業になっちゃう!!」と考えたあなたは
Outcomeが生じるprocessまで考えることにしました。
授業において「processから得られる情報」には
どのようなものがあると思いますか。
*例えば、椅子の配置を変えたら生徒の発言率があがったなど。

そうなんです!さっきの質問に対して平均値が1だろうが5だろうが、、
【何がどう悪かった】から1なのか、
【何がどうよかった】から5なのかをはっきりさせない限り、
次学期の授業にそれを活かして改善することはできません!

だからこそ
「今後の履修者へのアドバイスやインフォメーションとして、
この授業の魅力や履修前に用意することなどがあればお書きください。」
という具体的な記述による設問もあるにはあるのですが、
自由が高すぎて回答に困る学生もいるでしょう。

やっぱりいちばんいいのは教員やSAが直接学生と話したり、
自由に批判・提案ができるような場を作ることなのでしょうか。。?

6.「outcomeだけじゃなくて、そのprocessも大事なんだ!」
ということに気づいたあなたは、教員に細かい情報まで
生徒の意見を聞くように徹底しようと考えています。
しかし・・・それによって、教員の負担が大きくなり、
「愚痴をこぼす教員が増えてくるんじゃないか?」という不安もあります。
SFCが教職員のモチベーションを高めるために
できることは何がありますか?

S○Pの井○先生や愉快なSA’sあ○ま○も○ならまだしも、w
他の授業の教員やTA・SAが積極的に学生の意見を聞き入れようとするには
なかなか抵抗がありそうです。忙しいし、自分なりのポリシーもあるし。

SFC-SFSの結果を提示することはひとつの動機づけになり得ますが、
そもそも回答する学生の層が偏っていることを考えると、
あまり信頼できる結果とは言えないのも現状です。

そこで渡辺さん、私から提案があります!
年に一回、「いちばんよかった授業」に対する
表彰制度を作ってみてはいかがでしょう?

ポイントは、あくまで先生の評価ではなく授業の評価であること!

それから、得点は単純な投票数ではなく、
根拠として挙げられた「よかった点」の数で決めるということ!

そして、見事「いちばんよかった授業」に選ばれた授業の先生とTA・SAは、
塾生新聞やYOUに掲載されるだけでなく、
次学期授業の曜日と時限を自由に決められちゃうんです!

。。え、我々職員にはどんなメリットがあるのかって?
うーん。。だったら「よかった職員」の表彰式もやっちゃいましょうか?
まずは名札つけて顔覚えてもらってあぴってかなきゃですよね!!


それこそ生協の白○さんぐらいに。。あ、調子に乗りすぎですか?

 
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