井上英之 研究室

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NPO法人 CANVASワークショップ潜入レポート 

 

7月10日「キッズ地域情報発信基地局」@根津CANVASオフィス


NPO法人CANVAS副理事長、石戸奈々子さんへのインタビューに臨むにあたり、スケールアウト班では、CANVAS主催のワークショップに参加させて頂きました。
ワークショップを体験することで、石戸さんを、CANVASをより深く解ることができるのでは、との想いから…。

子どもたちが動き、考え、学ぶ「創造×発信」CANVASのワークショップ。
ここではそんな、NPO法人CANVASが主催するワークショップ「キッズ地域情報発信基地局」の潜入レポートをお届けします!


「キッズ地域情報発信基地局」とは

「キッズ地域情報発信基地局」は、2007年6月以来、CANVASオフィスのある東京の根津にて週に一度開催されているワークショップです。
(キッズ地域情報発信基地局HP:http://www.canvas.ws/kichi/

☆ワークショップの概要は以下のとおりです☆

「キッズ地域情報発信基地局」
みんなの住む街はどんなところ?毎週1回、街にでかけて、その魅力や発見を世界に伝えるブログやインターネットラジオ、新聞、映像をつくろう!
CANVASを基地局として、その周辺、東京の谷中、根津、千駄木を舞台に活動していきます。
(NPO法人CANVAS HP http://www.canvas.ws/ より抜粋)


主旨
地域住民のサポートのもと、子どもたちによるICTを活用した地域情報の発信を行っていくことにより、子どもたちの地域文化への関心・理解の向上、ICTの健全な利活用術の獲得、そして世代間交流の促進を行います。
またそれらを通じて、地域全体の活性化と安全・安心な街づくりを行っていくことを目的とします。
(キッズ地域情報発信基地局HP http://www.canvas.ws/kichi/ より抜粋)

参加者は、根津を中心とする地元の小・中学生で、ワークショップスタッフは大学生を中心としています。
地域のお店や施設など、子どもたちのインタビュー先の協力も多く得ているようです。

ワークショップ主催は、CANVASに加え、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構が、また後援として、総務省、台東区、文京区が携わっています。


7月10日「キッズ地域情報発信基地局」、スタート!

7月10日、16:15~根津のCANVASオフィスにて、「キッズ地域情報発信基地局」ワークショップが始まりました。
学校を終えた子どもたちがひとり、またひとりとオフィスならぬ「基地局」へ集まってきます。この日の参加者は、小学校低学年が中心でした。

メンバーがそろったら、はじめに「今日の流れ」を確認します。
流れが確認できたら、早速、取材の準備にとりかかります。取材用に用意されたワークシートに、インタビュー先、インタビューで聞いてみたいことなど、順に記入していきます。

ここで注目!じゃん!

 
なんと、インタビューの礼儀作法について、子どもたちにもわかるような言葉・表現で、しっかりと書かれているのです。

「インタビューは、相手が自分のために時間を割く意味をしっかり考えて、行動にあらわすこと」とは、井上先生の教えですが、これがとても重要で、また完璧にこなすのが難しいことです。
インタビューの秘訣ともいえる、この部分がワークシート最初に書かれていたことには、とても感心しました。
 


準備が終わると、ワークシートと小型のビデオカメラをもって、取材に出発です。
この日は、2グループに分かれそれぞれ、児童会館と図書館の2箇所を訪問しましたが、ぼくたちは児童会館グループに同行しました。

児童会館では女性職員の方に、こどもたちが取材をしました。
はじめに取材を受けてもらったお礼と、記事をインターネットで発信しますというメッセージを伝え、その後用意した質問をしていきます。

仕事に関する質問はもちろん、「一番すきなものは何ですか??」など、なんとも面白い質問も飛び出します。質問のいくつかは、準備の際に子どもたちが自ら考えたものでした。

子どもたちは、たどたどしく、ときに恥ずかしがりながらも、ひとつずつ、自分たちの力でインタビューを進めていきます。質問の答えは、ワークシートにしっかりと記入して、写真も撮っていました。


 
写真の撮り方で印象的だったのが、対象物によって「ひと」、「もの」、「ばしょ」と声を出しながら撮影することです。これは、被写体が曖昧な写真にならないようにするための、子どもたち用の合言葉のようなものだそうです。
…このこと、何歳になっても大事な、とても根本的な事のような気もしますね。

普段接する機会の少ない大人の人に対して、仕事の内容など、自分たちにとって未知の事柄を尋ねていくことは、子どもたちにとって、貴重で素晴らしい機会でしょう。
例え、内容のすべてを理解できなくとも、自分たちで用意した質問を直接投げかけ、相手から返事をもらうという一連の行程は、子どもたちにたくさんの刺激を与えているのが伝わってきました。

一番子どもたちが素直になる瞬間が、このインタビューであり、取材を終えた後の集合写真では、満足げな表情が滲み出ていました。


取材を終えるとオフィスに戻り、取材まとめの作業にかかります。スタッフのサポートを受けながら、子どもたちは取材の感想など、書いていました。

ここでいう「スタッフのサポート」とは、言語表現や内容など、インタビュースキルに関するサポートに限りません。
はじめの取材準備から、このまとめ作業に至るまで、子どもたちは、スタッフの意図や、ワークショップの進行に逆らった行動をとってしまうこともありました。
そうしたときに、子どもたちが主体的にワークショップに参加していくよう、自然な形で促すこともまた、スタッフの仕事でした。
正直、難易度の高い、大変な仕事だと思います。それでもスタッフは、子どもたちがいかに楽しく主体的にワークショップに参加し、想像力・発信力を養えるか、その一点に集中して、サポートを行っているのだな、と強く感じました。


今回のワークショップでは、参加者の子どもたちの何人かに絵画を教えてらっしゃる先生も同伴されていました。
ワークショップの最後には、その先生から子どもたちへ、厳しい一言も。

「環境が与えられていることを当たり前に思ってはいけない。自分たちに協力してくれるすべての人に感謝して、参加しましょう」

子どもたちのことを真剣に想って、CANVASという「場」をよりよいものにしようする気持ちが、強く伝わってきました。
このように、こどもたちのために携わってくれる「つながり」こそが、CANVASをより素敵な場にしていくように感じました。



以上、NPO法人CANVASワークショップ「キッズ地域情報発信基地局」の潜入レポートをお送りしました~☆

ワークショップ体験・取材に協力してくださいました関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

文責:井上英之研究会 本間靖浩

  

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Layla
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Adalberto
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Jarrett
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