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┃     ★   チームかよと・・・グアム 宿題   ★        ┃
┃         Social Enterprise Concept             ┃
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☆>>> 設問1 項目にあてはめよう!!
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各班担当する社会起業の事例について各自で調べ、 
各々以下のSocial Enterprise Conceptの八つの項目にあてはまるもの
を簡単にまとめておいてください♪ (各自が持ちより、授業でディスカッションをします)
 
★八つの項目★
 
A. What is the concept and its elements?
ホームレスという状態を解決するために、以下のことを実践する。
○“Supportive Housing”(支援的な住宅供給)
○その他:研究に基づいたプロジェクト
また、この三つの柱で構成されている。
○購入しやすい住居:ホームレスや低所得者が購入しやすく、
人生を立て直すためのサービスや支援とつながっている住宅を提供する
○手を差し伸べる:最も弱い立場の人に注目して住居を提供する
○予防する:コミュニティのつながりを強め、人がホームレスになるような要素を防ぐ
 
B. The Problems
○ホームレスシェルターの環境が悪い(人間らしい生活ができるような場所じゃない)
○ホームレスには、「ホーム」といえるような場所がない
○ホームレスが自立できる支援がシェルターにはない→立ち直るチャンスがない
 
C. Vision
ホームレスな状態の根本的な解決
 
D. Mission
魅力的、購入しやすい環境を創る尊重と支援的な文化のある関係をコミュニティで創る。
そしてこのような環境を、社会で最も必要している人に提供し、
その人たちが、健康を改善し、経済的な自立を取り戻せるようにする。
 
E. Theory Of Change
【IF】ホームレスが、暖かくて居心地良く、人間らしく生きられる半永久的住居を持てば、
【THEN】人間としての尊厳と自立を取り戻せるようになり、ホームレス問題の解決へと近づく。
 
F. The solution(program)
〔慢性的なホームレスのための支援〕
○Supportive Housing  ホームレスが人間らしい生活を営むために必要な環境をつくり、
半永久的に住める住宅を提供する。
その環境とは、魅力的で購入しやすい住居スペースと、
社会サービス(精神的ケア、職業訓練、コミュニティづくり、医療)とのつながりのあるもの。
精神的/医療的な障害を持っている人、お年寄り、低所得者が対象となっている。
○Street To Home
路上で生活しているホームレスが、すぐに住宅へと移れるサービス。
最も弱い立場にいるホームレス(一年以上ホームレスだった人)が住宅を手に入れられたら、
次に彼らが自立できるようなサービスとつなげる。〔潜在的なホームレスのための支援〕
○Homelink
半永久的な住宅を持つことに苦しんでいる家庭に注目して支援する。
このような家庭の生活状況を安定化させたり、
生活を維持するために必要な点(子どものケア、就職支援、精神的な支援、教育の維持など)を支える。
 
G. Social Impact
○タイムズ・スクェア・ホテル:殺人100%、窃盗80%、婦女暴行62%減少
○プリンス・ジョージ・ホテル:周辺の犯罪は激変。一体の不動産価格は30%値上がり
○Street To Home:タイムズスクェア周辺地域(20blocks)において、
ホームレス状態の87%が2年間で減少
 
H. The Team
○Board of Directors:(Board Officers、Board Members)
○Senior Management Team→投資、医療、弁護、不動産、
コミュニティ・サービス、その他NPOなどに携わっている人が関わっている。
○Partners
The Actors Fund(芸術家支援NPO)、Good Shepherd Services(教育支援)、
Catholic Charities of Brooklyn &Queens(コミュニティ支援)、
Center for Urban Community Services(ホームレス支援)、
HomeGround Services(住宅支援)
 
I. Financial Summary
○ニューヨーク市とニューヨーク州からの援助
○コモン・グランド・ベンチャーという営利事業部門→ベン&ジェリーとのフランチャイズ、
所有しているスペースの貸し出し→資産1900万ドルのソーシャル・ベンチャーへと発展
○住宅を借りている人は、収入の30%を賃貸料として支払う。
 
☆>>> 設問2 感じたことはあるか!!
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○感じたこと:Common Groundは、実際にホームレスにどんな住宅を望んでいるのかを調査したそう。
現場に行って、彼らの声を住宅環境づくりに取り入れている点が面白い。
支援者側が自分たちの思いこんでいる支援策を進めているところも少なくないが、
Common Groundは顧客の声を拾って、「住宅を供給すればよい」という安易な解決策に走っていない。
さらに、住宅自体のデザインや住宅をとりまくコミュニティづくりにも力を注いでいて、
ホームレスがドロップアウトしないように、何十にも網を張っている。
(「慢性的なホームレス」「潜在的なホームレス」の二つに分かれている点もそうである。)
 
★参考文献★Common ground(http://www.commonground.org/
チェンジメーカー1http://www.thinkers.sa.gov.au/rhaggerty.html
http://www.thinkers.sa.gov.au/images/Spirit_of_Science_Trip.pdf