井上英之 研究室

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★B班の宿題★ Mother House

☆>>>設問1

◆ b.The problem  *てん

「貧しい国々のために何かをしたいと思いアジア最貧国であるバングラデシュに滞在した二年間。
腐った政治家がはびこっているために、援助では到底世界が良くなることは難しいと知りました。
そして一方で私達外国人を見ては、お金持ちなんだから助けてくれるだろうと手を差し伸べてくる現地の人たちを見てきました。」
アメリカの国際機関で見た援助の限界と、バングラディッシュの貧困、裏切り、汚職。
先進国と途上国の間に深く横たわる溝。
この3つがマザーハウス設立の原体験となっている。

◆ c.Vision ( Philosophy ) *てん

途上国から世界に通用するブランドをつくる。
この国の人たちでも、一流のものが生み出せることを証明したい。
(正確には、特に記載はなし。一文目はウェブのphilosophyから、
二文目は情熱大陸で山口さんの言ってたことです。)

◆ d.Mission *てん

『「途上国」という言葉で一括りにされた場所にも素晴らしい資源と可能性があることを伝えたい。社会をつくるために情熱をかたむける一企業の活動が、今まで「貧しさ」という暗闇の中で見過ごされてきた途上国に、希望の光を灯すことを証明したいと思います。

よりよい社会に対するアクションは、日常生活のファッションの中でも実現できる。外見だけの価値で消費選択をする時代から、今後はモノの背景を知り、内面の美しさが求められる時代となる。
そんな時代に、弊社は選ばれる企業になりたいと思うのです。途上国の現状を変えるのは援助でも国際機関でもなく、私たち消費者であること。
マザーハウスはそのツールと成りえるプロダクトをつくっていき、そんな消費活動が途上国と先進国の間にある物理的、精神的な壁を自然に壊していくはずだと思っています。』

そのためのポリシー(ミッション)として下記の6点を挙げている。
[1]生産地の個性を活かすものづくり(生産地にある資源、人、そしてアイディアを最大限活用します。)
[2]労働環境の整備(クオリティを求める責任として、生産者の労働環境の改善に努めます。)
[3]地球環境への配慮(素材の選定に関して、地球環境に優しいものをできる限り使用します。)
[4]妥協しない品質・商品基準(お客様の満足のために、品質、デザインの発展への向上心を忘れません。)
[5]生産パートナーとの販売・生産情報等の共有(バッグの販売・生産情報等だけでなく、お客様の生の声を生産者と共有します。)
[6]いいもの作りへ最適な契約(生産者といいもの作りへのモチベーションを保てる契約条件を維持します。)


◆ e.theory of change *まりこ

●「消費国」を世界とした場合
IF  バングラデシュで(途上国で)可能性がある人が頑張れる舞台がととのって、

IF 「よりよい社会に対するアクションは、日常生活のファッションの中でも実現できる」と実感できる商品があれば、
それすなわち、モノの背景を知り、内面の美しさが求められる時代がくれば、

Then
それは、バングラデシュで働く人が努力に見合った、対等な賃金をえられ、尊厳をもって働くことができ、
かつ、それは、途上国の現状を変えるのは援助でも国際機関でもなく、私たち消費者であるという自覚が増えることにつながり

(Then、途上国の経済の基盤をしっかりと持った持続的な協力の仕方(支援)が増えることを意味する)

最終的に、消費活動が途上国と先進国の間にある物理的、精神的な壁を自然に壊していく

◆ f.the solution *まりこ
途上国にあるすばらしい資源と可能性を発揮する舞台を提供し、
先進国でも十分通用する商品を作ることで、

㈰現地で働く人々の頑張りがビジネスを通じて正当な利益を得られ
㈪日本のお客さんはかわいいバックを手にすることができる

Who are your competitiors?
*競合は、日本では、People Tree,Body Shopなど、フェアトレード的な企業
もしかしたらバングラデシュ国内にバイヤーとして他にいるのかも・・・

What can you better or different from them?
*バックとバングラデシュに特化して商品の生産を行っている事が、
Mother houseが他社と比べたときの競争優位な点
*想像の世界ですが、山口さんがベンガル語を話して、バングラデシュの人たちを対等のパートナーとしてみていること
(他のバイヤーは以下に買い叩くかに、途上国を見下げてると昔、山口さんがいってました)

How is ICT a critical and integral componet to your solution?
【MHにとってICTは顧客とつながる上での重要ツール】
Blogを通じてお客さ的のつながりを保っている点
WEBページで、マザーハウスのストーリーが詳しく書かれている点

◆ g.social impact *ゆうちゃん

パワポの4つの質問を軸に:
What is Mother House (Eriko Yamaguchi)'s ultimate desired social change?

途上国の資源、人、アイディアを最大限に活かしすことによって、途上国発のプランドを創り、そのブランドを先進国の消費者に買ってもらい、消費者一人一人が途上国の現状を変えるエージェントとなる仕組みをデザインすることを通して、「最終的には、消費活動が途上国と先進国の間にある物理的、精神的な壁を自然に壊していく(Theory of Changeの究極的なGOAL)」。

What are outcomes derived from your planned activities?
How do these outcomes contribute to your ultimate goal?
How do you measure social impact?

*インパクト・メジャメントは、数値的なもの(quantitative)も数値にできないもの(qualitative)も【 】にいれて書きました。

<途上国でのoutcome>
・バングラデシュの資源を活かす【ジュートの使用量?、ジュートを使用する商品数?】
⇒ジュートの生地を使う事から始め、ジュートの身力を引き出す商品を創る。現在、生産量は月1000個〜1500個。

⇒これを他の国へも広げていく。(他の国でも光る素材を見つけ、
Motherhouse brandとして輸出する。)

・バングラデシュの人の雇用を創り出す【雇用人数】
⇒最初の工場(2006年10月)4人→10人弱→32人(いま)
⇒生産を拡大していくことによって、より多くの人を雇用する。
⇒他の途上国で、同じモデルで生産を行うことによって、より多くの人の雇用を創り出す。

・工場で働く人に誇りを持ってもらう【アンケート調査】
⇒日経新聞の取材に対して、パートナーの一人が「Motherhouseの商品は、全てゼロからつける、それにちゃんとMade in Bangladeshのタグをつけて、更に、憧れの日本に向けて輸出する何とも言いがたい気持ちだ」とコメント。
⇒同じような気持ちでMotherhouseの工場で働く人に誇りを持ってもらう。

⇒バングラデシュの新工場建設に全員で踏み切ったように、みんなMotherhouseのこれからに懸けてくれている。それぐらいの気持ちで一緒にビジネスを行うことによって、精神的な壁が無くなって行く。

・バングラデシュの人のアイディアを採用する【アイディア採用人数】
⇒パターナー・ソエルさんがいる工場で生産を決め、パートナーと共にデザインを考え、議論し、製品を創り上げる。

・生産者の雇用条件を徹底することによって、バングラデシュの企業に対して、雇用の例を提示する【国全体の雇用条件に対する意識の変化、プラクティスの変化を追う】

【これらのoutcomeによって、】バングラデシュで働く人が努力に見合った、対等な賃金をえられ、尊厳をもって働くことができる。

【☆最終的には、】途上国の可能性に途上国の人々も先進国の人々も気付き、「貧しさ」という暗闇の中で見過ごされて来た途上国に、希望の光を灯す。そして、途上国と先進国の間にある物理的、精神的な壁を自然に壊していく。

<先進国でのoutcome>
・お客様の途上国に対する意識を変える【売上げ、アンケート調査、お客様コメント】
⇒多くのバックを売り、バングラデシュやジュート、Motherhouseのストーリーを知る事によって、買ってもらった人のバングラデシュや途上国に対する見方を変える。

⇒お客様の意識から→社会の意識を変える【メディア掲載回数、それに対する反響】

・バングラデシュへの投資を促す【FDI投資額】
⇒いままで政治不安等でバングラデシュでのビジネスに踏み切れずにいた企業に対して、バングラデシュでビジネスを行うことへの一歩を踏み出すきっかけをつくる
⇒同じく、バングラデシュへの投資を促すきっかけとなる可能性もある

・途上国発ブランドを販売するマーケットを拡大する【輸出量、取引額】
⇒日本だけでなく、他の先進国(えりこさん:ヨーロッパやアメリカ)への輸出をする

・Motherhouseのような、途上国の資源、人、アイディアを活かして、先進国に輸出するビジネスが増える、規模を拡大する【企業数、各企業の雇用す、売上げ、関わる人々のアンケート調査など】

【これらのoutcomeによって、】途上国の現状を変えるのは援助でも国際機関でもなく、私たち消費者であるという自覚が増える。
更に、途上国の経済の基盤をしっかりと持った持続的な協力の仕方(支援)が増える。

【☆最終的には、】途上国の可能性に途上国の人々も先進国の人々も気付き、「貧しさ」という暗闇の中で見過ごされて来た途上国に、希望の光を灯す。そして、途上国と先進国の間にある物理的、精神的な壁を自然に壊していく。

◆ h.the team *あー

*ポジション

Bangladesh
生産・開発・現地コーディネート
品質管理マネージャー
生産スタッフ

Japan
・代表
・副社長
・デザイナー
・バッグ職人
・マーケティング
・採用担当
・オペレーション
・海外担当
・カスタマーサービス担当
・店舗店長、スタッフ


*チーム

・代表兼デザイナー/山口さん

Bangladesh
・生産・開発・現地コーディネート/アティフ デワン ラシッド
・品質管理マネージャー/マムン
・生産スタッフ/サレハ
・生産スタッフ/ハシナ

Japan
・副社長/山崎大祐
・マーケティング/奥村亜紀
・採用担当/猪野鐘久
・オペレーション・海外担当/迫俊亮
・カスタマーサービス担当/矢崎めぐみ

店舗
・入谷店店長/千葉歩
・戸越店店長/木名瀬萌芽
・代官山店長/香川麻帆
・小田急新宿店店
長/工藤理恵子
 
*メンター、アドバイザリー

特に、記載なし。


i.financial summary *なおき


☆>>>設問2

b.The problem  *てん
もちろん、バングラディシュの現状は第一の問題意識の起点として
存在しているんだろうけど、ウェブでは日本の消費者向けにメッセージを発信している。
そのため、どうしても日本人側の意識に訴えかける言葉になっているんじゃないか、
と感じました。本当のところ、どうなんだろうね。

c.Vision ( Philosophy ) *てん
特になし。

d.Mission *てん
日本語では、「途上国」という言葉で一括りにされた場所にも素晴らしい資源と可能性があることを伝えたい。
それがマザーハウスの使命です。と記載されています。ただ、その下にミッションとして
ポリシーとも言える6つの項目が並んでいる。英語版ではどちらもミッションとなっている。
ん??ミッションって、何だろう。

e.theory of change *まりこ
TOCを整理するのは、団体が自ら宣言していない限り、憶測の世界になってしまうのは否めないと感じました。
(特にMother Houseの場合、変えたいのはバングラデシュなのか、日本の消費活動なのか、これまでの「援助」のあり方なのか・・・)

ミッションとTOCの関係性がちょっとわからなくなりました。
マザーハウスの場合、ミッション「途上告発のブランドを作る」はあくまでもツールであって、
じゃあどんな世界を作るの?というと、焦点は日本に比重が高く感じました。

f.the solution *まりこ

*TOCとVisionの関係性
マザーハウスのVision「途上国初のブランドを作る」は、ツールに近く、
その結果どんな世界を作るのかが憶測の域になってしまうと感じました
(逆にそこを明確にしなくても事業はできてしまうもの?)

こんな世界になってほしい(Vsion)
そのために私たちはこんな風に世界を変えます(TOC)
そのためにこれをします(Mission)
となるのかなー、、、なんて考えました。


g.social impact *ゆうちゃん
1)Theory of Changeって全ての軸だ。めっちゃ重要!

Theory of Changeがはっきりしていないと、出したいOUTCOMEがはっきりと分からない。
出したいOUTCOMEがはっきりと分からなければ、
それがどれほど達成できているのかという
インパクトの測定方法も分からない、、、とぐるぐるぐる◎

Theory of Changeを軸に、全てつながっているんだ!ということを改めて実感。
まずは究極的なGOALをTheory of Changeを使って、明確にすることがとっても大切。

そこからは、自分がどんな事業をするか、どんな方法でGOALを達成するかは
色々あって良くって、柔軟に対応していって良いんだ◎
事業Social enterpriseは、やっぱりツールなんだ!(ピカーン)と実感。

だから逆に、Theory of Changeがしっかりとしていれば、後から他のoutput, outcomeは考えられるようになるんだな。

2)Social impactを数値化することは、ものすごく難しい。。。

考えや気持ちの変化(数値化できないqualitativeなもの)はやっぱりアンケート調査で集計する、のが手法かな?
他の手法はないかな?

本当にそのoutcomeは自分お事業によるものなのか?
どの程度が自分の事業に寄るものなのか?
(自分の事業がなくても、どの程度outcomeはもたらされていたかも考慮)
をどうやって判断をするのかが難しいな。

◆ h.the team *あー

*マザーハウスのTeamについて感じたこと:

・国際問題関係に何かしらの問題意識を持っており、かつ、一般の営利企業で働いてた経験を有している人が日本側スタッフには多い

・日本、バングラデシュのスタッフを、おそらく賃金はかなり差があるはずだが、同列にして紹介している点で、MHの哲学が見え隠れする

*ビジネスプランとの整合性?

・今は、創業2年と半年ほどで、スタッフもしっかりと部門ごとにいるが、実際に「裸でも生きる」を読んで感じたことは、山口さんの情熱で人を巻き込みながらチームもできあがってきたいという印象がある。

=>ビジネスプランは、あくまでもプラン。実際の状況や予期せぬ、ラッキーやハプニングに対応する、という気構えが必要なのではないだろうか。


i.financial summary *なおき

マザーハウスはベンチャー企業としての不安定性を理由として、財務上のデータを公開していない。賃金に関しても工場長に決定権を委ねている。 

基本的に寄付金には頼らず、事業収入により運営している。

 
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