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【窪田充】笑顔で介護



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マイ・プロジェクト


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http://kubo-project.jugem.jp/

私の生涯の夢、ゴールは!

2年前の冬、私のおばあちゃんが亡くなりました。3年前までは一緒に旅行に行き、遊んでいたおばあちゃん、朝6時には起き、毎日欠かさず散歩をしていたおばあちゃん、「洗い物は私の仕事よ」と常に努力家だったおばあちゃん。

全ての面で私はおばあちゃんのことが好きでした。

しかし、次第におばあちゃんの足腰は弱っていき、外に出歩く機会が少しずつ少なくなっていきました。

最終的には寝たきりになり、認知症になり、糖尿病により足が壊死してしまったため、足を切り落とした状態で死にました。


後々調べてみると、認知症になる原因は「自分が必要とされていない」と感じるようになると急激に高まるそうです。

ちょうど大学受験期であった私は忙しさからおばあちゃんの「おかえり」、「今日学校どうだった?」と言う優しい言葉に「別に。」などと言った冷たい言葉で応えていた気がします。

外に出歩けないおばあちゃんの唯一の生きがいである洗い物を「洗剤がつきっぱなしになっているよ。もう俺がやるからおばあちゃんあっち行って。」と取り上げてしまったこともありました。


自分が周りに迷惑だけをかけていて必要な存在でないと感じ、生きがいを失いかけている高齢者の方は意外と多いのではないでしょうか。

自分が必要とされて無いと感じたときにかかる病気は認知症だけでなく、全ての病気に共通して言えると思います。

寿命だと思ってお亡くなりになられた方も、生きがいがあれば病気にかからず、もう少し長く生きる事が出来たかもしれません。

私は人の命を救う事が出来るのは医者だけではなく、生きがいを与えてあげることでも人の命は救えるのではないかと考えております。

少しでも多くの人に笑顔でいてもらいたい、介護をする人もされる人も皆が笑顔でいれる世界を私は創りたいです。

 



*「マイプロ(マイ・プロジェクト)」とは、個人がプロジェクトとして取り組んでいる活動です。
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