SIFE Keio新入生向けワークショップレポート
こんにちは!あーちゃん@平田彩恵です。
いの研サミットも無事に終わった2007年7月28日、日吉でSIFE Keio新入生向けワークショップを開催しました!
● ワークショップの目的とゴール
タイトルは、「夏休み、SIFE Keioを加速させる」
SIFEは毎年一回国内大会が開催されています。それは、一年間の活動報告の場であると同時に次のステップに進むための大事な振り返りの場でもあります。
しかし、SIFEが西欧発のプログラムであることから、一年の集大成の大会が6月後半に行われます。日本の大学では7月は試験期間であることが多いためせっかく大会でモチベーションが高まっても試験勉強に追われ、夏休みの活動につなげられないという現状があります。
試験最終日の今日、SIFE Keioのメンバーが夏休み中にアクセルを目いっぱい踏み込む場所にしようとワークショップを開催しました。
● プログラム
中間メンタリングで作ったプログラムは、すでに大学生活で様々な活動をしてきた大学生レベルが対象となるような難しいプログラムであったため今回は、シンプルに
- 過去を振り返る
- 未来を描く
- ネクストアクションに落とし込む
の3つにフォーカスしたプログラムで実施しました。
ファシリテートの際に使った、詳細なプログラムはこちらからダウンロードいただけます。
配布資料もこちらからダウンロードいただけます。
● 当日の様子
当日は、10名の1,2年生がワークショップに参加してくれました!
▼まずは、アイスブレイキングで、みんなの緊張をほぐします。
今日の意気込みを漢字一文字で表してもらって、チームメイトが出した漢字全てを使って文章を作りました。
↑みんなから出た漢字はこの8文字
▼その後、二人一組の、片道20分のインタビューを屋外で。
戻ってきたメンバーから、それぞれ聞いた話をシェアしています。
↑それぞれのキーワードをポストイットに書き出していきます。
▼みんなに共通するキーワードからコンセプトを作り、絵にしてきます。
↑真剣に絵を描いている様子。
絵を描くという作業を通して、一気に場の空気があたたまります。
今まであまりしゃべらなかったメンバーが絵を描いてから積極的になっていました。
↑できあがった2枚の絵
▼ペアを代えて、自分がこれからSIFE Keioで実現したいことを聞きだし、それぞれ見えた自分の取り組みたい課題について個人作業でブラッシュアップしていきます。
↑個人作業をしているところ。
ワークショップの中で一番みんなが真剣に取り組んでいた部分です。
▼最後に、自分の書いた課題、夏休みの抱負を円になって参加者全員で共有します。
↑全員の前で、自分の考えたことを発表します。
3時間に渡るワークショップに参加してくれた、みなさん、ありがとうございました!
夏休みの活動も盛り上げていきましょうね~♪
● 参加者からのフィードバック(一部抜粋)
- 世界で勝ちたいです
- スピード感があってよかった。
- いろんな人がいた
- みんなけっこう考えていた
- 自分の考えを書いたり、伝えたりするのはよい経験になった
- SIFEへのこれからの関わり方について考えられました
- 自分は何をしたいのか、ネクストアクションとして何をやらなければいけないのか、実際に書き出すことで整理できてよかったです。SIFEが一歩前進しました。
- 普段よく考えるほうなのでそれを、発表の場、また他の人の意見考えを聞く場として活用できました
- 自分では見えてない側面などが見えたという点で非常に意義深いものでした。とても貴重な機会だと思うのでまた行っていただきたいなぁと強く思いました。
次はプロジェクトにいかせる具体的な視点を発掘していただけるようなものにしていただけると嬉しいです。 - 新しい取り組みで、充実してました。楽しかったです。
プリントへの記入のしかた(どんなことをかいてよいのか)が少しわからなかったかもしれません。 - 少人数で話し合うと普段出てこない考えを言い合えてよいですね。
- 色々考えるチャンスを与えていただきとても充実した時間がすごせました。これからSIFEでがんばろうという気がますますわきました。
● 学び、気付き
プログラムに関して
- 20分間のインタビューは長すぎだった。
5組中4組が30分ほどでインタビューを終えて帰ってきてしまっていた。
口下手な人、自分のことをしゃべりなれていない人がインタビュイーになる場合、インタビュースキルもある程度ないと、相手から話を聞きだすことができず時間を持て余してしまう可能性が高い。
場つくりに関して
- クーラーがない部屋でやったため、みんな汗だくだった。もっと快適な場所を次回は選ぼう。
- 硬い机などではなく、畳でできたことで非日常間は演出できていたと思うが、意識レベルまでいつもと違う姿勢での取り組みは誘発できず、斜に構えた学生はいつものそののりで参加していた。
当日のファシリテートに関して
- 説明不足な点が多く、言葉をはしょってしまう傾向があることを意識していたためせりふを書いて作っておいたプログラムを手から離せなくなったのは逆に失敗だったかもしれない。多少、流れを間違えようが言葉足らずになろうが、場に集中して盛り上げたほうがもしかしたらスムーズに進んでいるように見えるのかもしれない。
一つの解決策としては、配布物そのものに補足説明を書いておくことが考えられる。 - 自分が思っていた以上に、一緒に参加者となる、あるいはお手本を見せることで盛り上がることが分かった。
- 二組に分けてやったが、それぞれの組で進みが違い時間を持て余すのを避けるため、個別に説明を行いながらプログラムを進行させたため二度手間になってしまうことがあった。おそらく、直前の作業に関して振り返ることのできる投げかけを行うことでプログラムの意味を考えてもらうなどして二つの組の進行はあわせたほうが負担が少ない。
- やる気がなさそうにしている一年生に向かって、「やる気ないなら帰っていいよ」と言ってしまったが、そういう突き放した言い方はよい対応でない気がしたが、実際に場の雰囲気をだれさせる人に対してどんな対応をしていいのか未だに分からない。
当日の準備に関して
- 筆記用具のアナウンスを忘れたため、ペンを持っていない人がちらほらいた。大学生ならペンを持ち歩いているという自分自身の前提をまずは省みる必要があった。
- 準備も全て一人でやろうとしてしまったが、事前にメンバーを集めて準備を手伝ってもらえばよかったかもしれない。
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Reply #2 on : 月 4月 12, 2021, 16:09:41
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Reply #1 on : 水 1月 04, 2017, 19:28:52