井上英之 研究室

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つじけん(大辻健太郎)マイプロ進捗のページ

つじけんのマイプロ進捗報告

2008年秋学期のマイ・プロジェクトキーワードは、「世代を越えたつながり」と「エイサー」、「地域活性化」です。

2008年7月26日、27日。私のプロジェクトは一つの終止符を打ちました。神奈川県藤沢市善行地区の子供達と慶応大学SFCエイサーサークルのメンバーで一つの祭りの舞台を作り上げました。親と子とのつながりとともに地域と大学のつながりを認識できたとてもよい活動でした。

終わってしまうと、なんだかさみしいものです。たくさんの方から「もっとやりたい!」と嬉しい声をもらいました。残された学生生活はあと、半年。もう少しあがいてみようと感じる今日この頃です・・・。

そもそも、なぜこの地域に赴いてエイサーと言う踊りで子供とふれあっているのか?

私自身は広島県の廿日市、佐方という町で生まれてきました。(廿日市は世界遺産の厳島神社がある町です)。佐方にいる間はずっと都会に憧れて過ごしてきました。

「都会に行けば、何でも手に入る!」

田舎人の私がいつも思っていたことでした。こんな不順な動機で大学受験をしていたことはまだ、高校の先生には明かしていません・・・。

そして運よく大学に進学して上京!憧れの東京生活の始まりで毎日が光り輝く!と思っていましたが・・・すぐに実家が恋しくなりました。

確かに東京は便利です。本当に便利です。でも、隣に住んでいる人と全く会話もなければ誰が住んでいるかすらよくわからない。東京に来て、たくさんのことを得たと同時に失ったものもたくさんありました。

広島のころにあった良さ、東京に来て感じました。「地域のぬくもり」です。田舎だからこそ近所さんと協力し合いながら生きていく。そのつながりが僕の小中高時代を支えてくれたと今では思っています。

2007年春から神奈川県藤沢市善行という町での総合型地域スポーツクラブの運営に関わらせてもらってから、この善行の地域のかたと少しずつ触れ合うようになりました。みなさんの温かさを感じることで、私の中で「第二の故郷」と感じるくらい愛着が沸いてきました。

何か恩返しがしたい。

この善行で生活をしている子供達に「善行の誇り」をもっと持ってもらいたい。

そんな思いでここ最近は活動をしていました。

 

 

そして、この一冊の本が私の活動を大きく動かしてくれました。

 

平田大一さん著 キムタカ!舞台が元気を運んでくる 感動体験夢舞台 

これは、沖縄のとある町で、子供達が一つの舞台を作り上げまちが目覚しく元気になっていったことを仕掛け人である平田さんの視点から書かれている本です。読んだ時に、「善行の子供達に感動体験を!!」と心に誓ったのでした。

友人のつながりで運よく平田さんとお会いしたのですが、どこまでも気持ちいい人です。自身の考えに揺るぎがなく、周りをその気にさせる力がありました。

 

平田さんのように大きな感動体験を与えられる場作りは僕の力ではまだまだ出来ません。しかし、小さな一歩からはじめようと心に誓い、善行エイサーが始まったのです。。

沖縄民謡のエイサーを善行の子供達と大学生がいっしょになって夏祭りで踊るというプロジェクト。短い練習時間の中、一つの舞台を作り上げ、子供達と大学生で感動のステージを作ることが出来ました。

そのときの写真は

7月26日エイサー本番

祭りが終わり、プロジェクトが終了しました・・・といいたいところですが、この3月までこのプロジェクトは続くことになりました(私が卒業するまでってことです。)

8月以降の活動については

善行エイサーキッズブログ」で詳細部分の更新をしていますので是非ともチェックしてくださいね。

今後とも応援よろしくお願いします。

 
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