井上英之 研究室

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Q1. ビジネスにおける製品開発とは、何をすることですか?

○製品開発とは…

★ 既存価値 + 競争力/付加価値

・ 従来の技術に、新しい機能を付け加えたり、生み出したりすること(技術的革新)
・ 従来の市場に存在していた製品を、新しい市場と融合すること(市場的革新)
・ 従来の製品の要素を新しく組み合わせること(製品革新、アーキテクチャ革新?)
・ 今までになかった製品の「作り方」を生み出すこと(製造革新)
・ 従来の製品の部品の機能を高めること(要素技術革新)

  ⇒製品開発とは、既存の製品を…
    それ自体新しくしたり、
    それを構成しているものを新しくしたり、
    他のものとコラボレーションして向上させたり、
    製造方法を工夫した入りすることによって、

   「既存価値」に競争力と付加価値を生み出すことである!!!


★ 企業自体を見つめなおす作業

・企業の立ち位置の認識
(リーダーなのか?フォロワーなのか?)
(どんな製品を、どんな市場において提供しているのか?)
(提供している製品のライフサイクルは長いのか、短いのか?)

・企業内におけるミッション、ビジョンの認識の一致
(そもそもリーダー/フォロワーでありたいのか?)
(未来志向なのか、現在志向なのか)
(長期的視点をもつのか、短期的視点を持つのか、両方もつのか)
(上記が、企業内で共有されているのか?認識が一致しているのか?)

・どのタイプ&レベルのイノベーションを採用するのか?組み合わせるのか?
(革新的or改善的、製品or製造、アーキテクチャor要素技術革新…)

・上記の3点に対して、企業は対応できているのか?
(マネジメント、リーダータイプ、部門の関わり)

⇒企業のミッション/ビジョンややWayを見直すこと

 


Q.2 マイプロの説明

プロジェクト:『国際交流における学びや成長を可視化する』

○ 一番大事なお客さんは誰?

第①の顧客→日韓学生フォーラムに参加している大学生
第②の顧客→第①の顧客の周囲の人々

 

○ 何を提供しているの?

・韓国の大学生と一緒に、
 日韓間の過去・現在・未来について率直に対話/協同作業をする場

・日韓の未来志向的な関係、
 そのために必要な共に問題解決できる関係を構築できるプログラム

 

○ なぜそれを提供するのか?

問題:
昔から『近くて遠い韓国』と言われる日韓関係。
過去の歴史、政治的問題、それらを取り上げるメディアによって、
若者たちは本来の姿を知る前に、心に壁を形成してしまう。

ミッション:
周囲の環境によって形成されてしまった心の壁を壊すため、
まだ形成されていない壁ができあがらないため、

日本と韓国の若者が、同じ空間と時間を共にして、
率直な対話と、協同作業によって、
相互の違いと同時に、同じも学びあう。

日韓学生フォーラムは、そのような対話や学びの場を提供しています。

 

Q.3 あなたのサービスの強み/革新的な部分はどこ?

・サポート体制が強い
24年間続いている団体だが、
いまだに第1回、第2回を始めとしたOB/OGさんが気にかけてくれ、
ときどき勉強会や合宿に顔を出してくれている。

→フォーラムの原点に戻るための人が存在する。
 

・プログラムにおける協同作業という側面
多くの国際交流団体は、
ディスカッションやシンポジウムにおける対話を重視しているが、
フォーラムでは、今年から協同作業を取り入れている。

例)アクションプラン作り、政策提言

→ただ話し合って終わるのではなく、各メンバーが交流を通して、
 『何ができたのか』を可視化することができる。
 社会も協同制作物を通して、若者の可能性や未来の創造性を実感できる。

・三つの地区(関東、関西、九州)に分かれているため、
 日本国内の大学生同士における出会いと交流の機会がある

→自分とは違った地域、背景、大学で活躍している大学生とつながりができる。
 日韓両方で出会いが得られる。

→しかし、なかなか全国が一同に集まれないところが弱みでもある。

 

Q.4 現状のマイプロを、

”世界をリードする企業の製品開発の4つのプロセス”
を使って分析して見ましょう。

①Product Developmentを組織的なプロセスとして扱う
 設計、測定、改善することができるものにする。

これはマイプロとして扱っている日韓学生フォーラムの根本的な問題に深く関わっている。まず、製品開発(フォーラムの場合は、既存の交流プログラム発展させていくこと)がなされていない。限られた人材と資金が大きな原因である。しかし、変化する日韓関係にあわせて、交流プログラムも変革していく必要があるだろう。こういったフォーラムの内部的/外部的状況を踏まえて、まず必要なのは、

 

○ プログラムの完成度を測定すること

→毎年、どのようにプログラムが進められたのかが記録されていない。(ありえないことだが)そのため次の実行委員は、同じプログラムにも関わらず、一からプログラムを進めないといけない。
 すると、前年よりも良いプログラムを提供できるかは、実行委員の力量に関わってくるため、必ずしもよいプログラムを毎年提供できるわけではない。

→そこで、例年のプログラムを立ち上げ、どのように進め、どのような問題が発生したのか、などについて記録して引き継がなければいけない。前年の引継ぎ資料は、ある意味、今年の進み具合や評価の指標となる。


② 機能横断型チームを通して、会社内の才能と可能性をつなげる

○ 限られた人材のみで奮闘するだけではなく、人のつながりを活用する

→全員で20人というメンバーの中で(日本メンバー)、実行委員は毎年3~5人である。それぞれの実行委員が、委員長・学術・財務・広報と仕事を担当している。実行委員の人数が非常に少ないため、もともとチームで行っているが、果たしてそれで十分なのか。

→そこで、問題などに苦しんでいたるときは、OB/OGさんの力を借りる。現役主体なので、OB/OGを運営会議に参加させることは、よいのかは曖昧だが、実行委員とOB/OGとの交流会などを設ける。そこで、昔同じ役職だった人と語り合い、どんな問題が存在していたのか、そのとき、OB/OGはどんな対応をしたのか、というような学びあいの場を設ける。


③ お客さんを製品開発の過程の中心におく

○ 日韓の大学生が交流している様子をつぶさにチェケラ!

→いままでは、夏に韓国の大学生と交流大会があり、2週間共同生活を行った。その後、各メンバーが報告書を書き、ひとつの冊子にしてまとめた。けれど、結局その報告書は思い出づくりのためにしか活用されていない。

→今後の交流プログラムを向上する資料として実行委員が、メンバーの報告書を振り返り、何が物足りなかったのか、何が良かったのかについて整理し、次の実行委員に引き継ぐべき。『お客さん=参加メンバー』という意識が足りていないため、このような作業を通して、もう一度、フォーラムのスタンスを振り返る良い機会となるだろう。


④社員の情熱や想像を、職場環境によって支える

→フォーラムでは毎週勉強会があり、メンバーは2ヶ月に2回くらいプレゼンを担当している。しかし、毎年どうしても中だるみの期間ができてしまう。

→もう一度、参加した当初のやる気や熱意を持ってもらうためにはどうしたらいいのか。

・一体感を出すために、フォーラムメンバーでおそろいのグッズを作る。
 (Tシャツなど)

・夏に交流する韓国の大学生の存在を強調させる。
 →スカイプを通したテレビ会議など。
 (交流期間までの事前活動では韓国側と直接関わる機会がないため)

・事前活動は勉強会ばかりではなく、みんな原点に戻れるように、
 それぞれの目的の達成度について振り返ってもらう機会をもう得る。

 

 

 
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