いの研てんぱ宿題②(chapter4)
総合政策学部2年 濱田麻衣可(70707650)
アイディアはあるのに、それがプロジェクトの
成果になかなか繋がらない・・・と悩むあなた。
そんなある日、あなたの組織に、製品・サービス開発
のコンサルタントが来ることになりました・・・!
同じレベルで話をするため、だまされないため(笑)、
まずは製品・サービス開発について勉強することにしたあなた。
『 製品開発の知識 』というビジネス分野での製品開発
について書かれた本を先輩から薦められました。
★☆ Question (1) -----------------------------------------------
Q1,
ビジネスにおける製品開発とは、何をすることですか。
『 製品開発の知識 』のⅠを参考に、
他のゼミ生に分かるように説明してください。
※ その際、自分の意見などを入れてもOKですが、
本から学んだ部分とはっきり分けて書いてください。
まず、製品開発は主に2つの役割を担っているんです。
一つが価値創造する役割で、二つ目が企業の将来を担う役割。で、価値創造のほうから説明していくよ。価値を創造することは企業にとって最大の目的であるの。価値創造、もっと適格に言うと付加価値の創造なんだけれども、付加価値というのは仕入れたとき100円だったものに加工、工夫を加えることで500円で売る、つまりそこに生じた400円をいうの。100円で仕入れたものを何もしないでそのまま売ったってそこには100円の価値しかないし、付加価値であれば0円ってことだよね。
ビジネスにおける製品開発はそれじゃぁ、まずい。利益も何もでないものね。企業は限られた資源を有効に活用して商品開発をしなきゃいけない。
高い製品開発するということは、何も付加価値を創造するだけじゃないんだよ。顧客にはその商品をもつ喜びなんかを提供するし、製品開発でうまれた付加価値は従業員の利益、賃金もうみだすし、利益分に応じた税を納税することで社会貢献にもつながる。製品開発といっても単に新しい製品をつくるだけじゃないんだよね。
次に将来性を担う役割についてお話しますよ。まず、製品開発っていうのは開発しました!売りました!利益でました!みたいに日々のビジネスにそうすぐに貢献でするものではないの。製品開発にはたくさん時間も、人も、お金も投資しなきゃいけない。時間に関していえば10年かかってやっと売り出しなんてことも普通なの。
つまり、製品開発っていうのは企業の未来にむけた業務なの。それで、その間にたくさんの投資をして、長年努力をつみかさねることで結果的にいい商品を開発できるだけでなくって、その間に企業の能力やポテンシャルを蓄積もできるの。商品開発といってもその開発するプロセス間に新たにつくりだすものがあるってことだね。
★☆ Story (2) -----------------------------------------------------
これで予習はばっちり。
いよいよ、コンサルタントがやってきました。
なんと、大学時代のゼミの先輩の荒海さんでした・・・笑
彼に、あなたのプロジェクトについて説明しましょう。
★☆ Question (2)&(3) --------------------------------------------
Q2,
あなたのプロジェクトについて、荒海さんに説明してください。
彼は短気なので、シンプルに説明するよう気をつけましょう。
備考)マイプロは単独行動なので、所属してるサークルで考えます!!
入ったばかりだけど、だからこそ考えてみたいので★
・誰が一番優先順位の高い顧客か(誰に?)→日本の大学生
・何を提供しているのか(Productは何?)→最高に熱い学生による学生のためのイベント
・なぜそれを提供するのか(ミッション・問題意識は?)→楽しんでもらうのもあるけれども、私が考える限り、大学4年という長いようで短い時間をyoutubeみて終わっちゃったという風にならないように、自分たちの運営する姿もみせ、そして魅力あふれる熱いコンテンツで学生の可能性を広げ、そして知らせる(上から目線だけど・・)
Q3,
あなたの製品・サービスの強み・革新的な部分はどこですか。
『製品開発の知識』Ⅱを参考に、分析してください。
エンタメ会社におとらない、スピード感。
スタッフはまだ200人から300人弱だけれども、エンターテイメント系列の企業におとらないスピードでイベントを企画するところ。
それから学生に対象を絞っている分、大規模なイベントでも“俺らは”というような一体感をつくれるところ。
私としてはただのイベント企画運営屋にならないかの不安はあるけれども、私たちが学生であるゆえ学生という市場を開拓しているし、そのスピード感と大規模だけどアットホームという点では市場主導型であり、革新製品を提供していると思います
★☆ Story (3) -----------------------------------------------------
その日は、荒海さんはヒアリングだけして帰っていきました。
おっと、そのとき忘れ物が・・・!
『 High performance non-profit organizations 』という
NPO経営について書かれた洋書が忘れられていました。
彼に返す前に、ちょっと読んでみよう・・・♪
すると、Product Developmentという章が :-D
★☆ Question (4) -----------------------------------------------
Q4, 現状のマイプロを、P62 "世界をリードする企業のProduct開発"
(A World-class business model for product development)
の4つのプロセスを使って、分析してみましょう。
その分析を、ふたたび荒海さんに説明してください。
成功している部分、まだ改善できる部分を
はっきり区別して、具体的な例を交えて書いてください!
まず一つ目のProduct Development as an Organization Processについてなんですが、まだ私たちS(仮名団体名)は創立して若く、Product Processのどこを改善、あるいは撤退というようなことは必要がないと見ています。ただ、先ほども自分で危惧していることとして単なるイベント企画運営屋になってしまわないかということがあるんですね。
だから今後それは様々なイベントを企画すると思うんですが、今とっている芸能人をよんでライブ・トークショーだけでいくのはProduct Developmentとしてどうかと思いますし、いつかOrganization Processとして新しい方向性も見出さないといけないと思います
二つ目のIntegrated, Cross-Functional Teamについては今のところある程度行われていると思います。イベントを企画するイベント部、資金調達の渉外部、広報をする広報部、フリーペーパーを制作配布するメディア部等がありますが、全ての最初の一歩となるイベント企画内容は渉外のスタッフがみて資金を得られるほどの価値あるものかは見ていますし、メディア部のスタッフもコンテンツとして盛り込むにふさわしいか見ていますから。
ただ、今年とてもスタッフ数が増えましたかあら、このままって徹底したCross-teamingやIntegratedということが行えるかは注目していくべき点だと考えます
三つ目のConnecting Companies, and Customers in New Wayという点についてはあともう一息というところと見ています。まず評価する点はフリーペーパーのコンテンツ。時には有名人を取材もしますが、基本は輝いている学生をとりあげていきます。
そうすることで顧客である学生とconnectingできているとは思います。ただ、それはあくまで取材に限ったことであるし、ニーズの問題にはからんでいません。つまり顧客である学生たちのニーズも顧客とのつながりによってもっと探し出していかなくてはならない。
企業ではない点、そこは純粋に学生たちは自分たちの可能性というものを考えたとき何を欲しているのかだけを追うことは可能です。そういう意味じゃもっと顧客である学生とつながれると思うんですよね。幸い同じ世代ですし。彼ら自身も気づいていない無意識のニーズをいかに探していくか、それが今後のイベントの魅力という点に左右していくと思います
最後にSupporting Passion。 creating conductive work environmentすることによってパッションをサポートしていかなきゃいけないと言う点ですが、まだ私自身入って日が浅いのでわかりません。ただ、団体の先輩や友達の話をきいていて考えたことをいくつかあげましょう。
まず飲み会。飲み会とは呼んでいますが、本質的には飲むのが目的でなく、コミュニケーションをうみだす、コラボレーションをうみだすのを目的としています。だから一部をのぞいてはお酒をそんなに飲みません。そしてこれはメンバー意識なのでしょうが、極力、自分がまだ知らない人、部門が違う人とコミュニケーションをはかるようにしています。後輩である私たちもそれをとにかく意識してアクションしてねと言われています。
また、新入生に対しては全ての部門の仕事を一通り体験させます。最初からこれに入りたいという部門にいれるのではなく全てを経験し、半年くらいたってやっと一つの部門に決めます。
これも意図しているかわかりませんが、私の分析としては、全ての部門を理解することで自然とその人の中でそれぞれの部門が独立して認識されるのではなく、つながった円のようなものとして統合されて認識されると思うんです。そうすることによって部門間のセッションも自然とさかんになるし、常にまわりを意識し、刺激されるので“熱がさめてしまった”とか“普通すぎる”というようなことは少ないと思います。現に先輩方は今でもほんと“子供みたい”と思うぐらい熱中しているし、“ほんとかっこいいやつらばっかりだし、もっと成長したいって思うよ”と言っています。