井上英之 研究室

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080428 いの研ログ

 

* 授業の流れ 

1 フェロー&モンキーズ自己紹介

2 Intro

3 マイプロシェア

4 High performance Nonprofit Organizations -Chapter1

  Organizational Capacityって何じゃらほい?

 

フェロー自己紹介

 

まりなっちょ:竹林まりなです。(歓声)331日に入籍、8月に生まれます。さとみと同じサークルでチャラチャラしてました(笑)今はマドレボニータでちょくちょくお手伝いしています。今日のテーマは面白いので思わず来ちゃいました。

 

はせ:はせさんと呼ばれています。ホームレス支援に興味があり、BIG ISSUE Japanでインターンしていました。多くの人を巻き込む力を巻き込む力を身に付けたくて、リクルートで働いています。今年の目標はトップ営業マンになってBIG ISSUEに戻ることです。

 

つっちー:中学卒業後、世界を旅していました。今はBIG ISSUEのライターさんをしています。南アフリカに1年くらい(半年ケープタウン、半年は南ア一周していました)もともとホームレス問題に10代から興味があったのですが、どうすればいいのかが見えなくて悩んでいた。BIG ISSUEができたときにこれだ!と思い、最初は読者だったが、ライターで関われるきっかけがあったので、今はライターをしています。特集がおもしろくて、今は世界が進む方向をBIG ISSUEを通じて学んでいます。14歳のころから共同通信や朝日新聞に、学生の書く記事を発信することをしていました。今22歳です。(どよめき)

 

大地さん:僕は25歳で社会人になりました(マッキンゼーです。)中東のシリアに青年海外協力隊で行き、ホワイトバンドのほっとけない世界の貧しさで半年ほどインターン、谷本先生のもとで勉強していました。(一橋大学)とりあえず面白いからとはせさんにつれてこられました。なかよし4人とルームシェアしているんですが、何か面白いことを、社会人になってもアツい想いを忘れない魔法瓶のような場をつくりたいと思っています。

 

まりちゃん:社会人一年目。看護士をしています。去年、いのさんの授業をとっていて、社会人になったらソーシャルベンチャーとか聞くこともなくなって、看護に染まる毎日。刺激が欲しくて来てみました。(毎月シフト制なので今日はたまたまお休みでした)

 

 

授業開始

 

今日の授業がはじまりまーす。いよかんでーす。 

本日のRQ Organizational Capacityってなんだろう?」

 

著者の紹介  PPTを参照。

 

順調に授業が進もうとした、そのとき・・・

いの:「ちょっと待って!このAbout the Authersのところを読んで何を読み取る?」

 

みんな「おろおろ」

 

いの:「例えばこのクリスティーナのところだと、Center for Nonprofit Organizationsというのがあるよね。さらにPrivate SecterPublic Secterの両方で経験があるってことだ。さらにケネディスクールってなんだろう?となる。これはPublic management(公共経営や公共管理学)の世界のトップスクールなんだよ。MBAに対して、いわゆるMPA(Master of Public administration)と いうのがある。そのプロフェッショナルスクール(大学院)のトップなのです。ここ出身のアメリカの要人って多いし、海外からの国費留学生なんかがわんさか いるところ。頭よくて、ポーカーフェイスで、スマートな感じ。色があるんだよねー付けちゃいけないけど。笑 ここで彼女は教えていて、Exsective Educationというのは新卒じゃなくて、すでにある程度以上の経験がある経営者むけのGeneral Public ManagementOrganizational Changeっ ていうのを教えているってことだよね。けっこう分野の名前というのには僕は注目しちゃうしみんなにも注目して欲しくて、これを教えられる知の体系がアメリ カにあるということなんだよ。例えばホテル学とかコーラル大学がトップでしっかり教えていたりする。アメリカの場合、特定の専門分野で専門性が必要なもの に対してどんどんProfessional schoolをつくる傾向があって、さらにマーケットがあるということだよね。

この本の筆者、さらに全員Masterどまり、PHDとってないんだよね。Grossmanなんかほとんど現場の人。ここを見ると彼はLecturerなんだけど、LecturerProfessiorなのは全然違う。Lecturerは外で現場やっててたまに学校に教えてくるイメージ、Professorはちょっとはアカデミック。つまり、この3人は現場傾向が強くて、学問的というよりは実践的な人たち。Grossmanがたぶん一番現場っぽくて、(B.Sまでしか取ってないよね。しかもCorporate financeって理系でScienceとして教えてるんだよね)現場に根付いた現場が求めることを書いている可能性が高いよね。これをもってアカデミックというのはちゃんちゃらおかしくて、この本は現場傾向がとても強くて、現場ベースで出てきた知見をよくまとめてある、すげー面白い本というのがこの本の立ち位置。このあとイントロとか呼んでいくと、Work groupつくっていて、(vii参照 Going to Scale ProjectDeesなどのいろんな分野のプロフェッショナルが集まって、いろいろWorkした結果の本になってる。だから、ホントに現場ベース。つまりこの本はいろんな分野の知見が集まって、現場のNonprofitの経営者たちにこうやったらインパクトが生まれ続ける組織をつくって、プログラムを世界にできるだけスケールアウトし続けて、ミッションに到達できるという、私見である。のがこの本の立ち位置だし、これを理解しないと、この本の使い方がわからないよね。ここまでしっかり、本の最初で見切って欲しい。」

 

そして授業は進む。

PPT参照

・ Non profit Secterとは  

・ 具体的には       

・ アメリカのNPセクターは

 

いの「Endnotesなどは有名どころばっかりだから、いちいち参照して、これなんだろう?と思ってみて下さい。例えば、こういう情報がほしいと思ったら、ここにアクセスすればいいってこと。こういうの書かなくていいのはドラッカー様だけ!笑」

 

PPT参照 

・アメリカのNPセクターは

 ・NPセクターの課題とは

 ・For Profitと比較して学ぶ意義とは

  But多くのNP人にとって

 ・とはいえ目的は

 ・この本の問い

 ・この本の枠組み

 

さっそくChapter1と思いきや、その前に

 

いの「これ、みんな本当に大丈夫?ちゃんと分かってる?質問ない?」

 

てん「何が新しいのか、わかんない。普通の組織論とどう違うの??」

 

つじ「この3人 に共通して感じていたことがあったんじゃないのかな。俺はこの本を読んでいて自分のマイプロとかとしっくりリンクできない、というのがどこかあって。言葉 の定義、というのがここではほとんど出てこない。この本の特徴としては、完全に現場メインにしていて、言葉の定義とかは他の本でやってるからここでは置い ておいて、現場がもつニーズに応えてBizのエッセンスで少しでもよい組織運営の方向性にもっていこう、という主張がこの本じゃないのかな?」

 

いの「NPOにとって組織やCBCapacity Building)に目を向けることがないんだよね」

 

はせ「BIG ISSUEでは本当にそうで、スタッフはノウハウの蓄積とかはしないままスケールアウトしているから、Big IssueBizを毛嫌いしている部分もある。」

 

いの「解決策はあるんだけど、解決まで届いていない。Program Deliveryがされていないの。そんなNonprofitも一番最初につくるプランやProgram Designは良いんだよね。ただ、現実とのすり合わせ(これがProgram Delivery)、例えばBig issueならどうやってホームレスの人が売るか、とかそういうこと。解決策はBizの世界や世間にあふれているけど、現場のNPの 人は解決策が自分たちのものだと思っていない。当たり前っぽいんだけど、現場にとっては目にうろこな話だったりする。だから、ひとつひとつのテーマを見る ことで、みんなはなぜこれがテーマに選ばれているのかを一歩考えなければいけない。当たり前のように書いてあることがなぜすごいのか、というのを想像して 読まなきゃいけない。」

 

いぐ「解決策はあるって言ってましたよね。ぼくは現場とこの本を照らし合わせて、手探りでやっている感覚が新しいと思った。Adaptしようとしている状態が新しい。だから答えはまだ、この本の著者たちの間でも出きってないんじゃないかな」

 

いの「そうそう!こ いつらの一歩上をいってほしい。いい線までいっているけど、あと一歩なんだよね。ここまで整理していることには価値があるけど、ここまである考えを昇華さ せるのが大事。これって、正しいコンサルタントを使う方法と同じだよ。時間の短縮=コンサルタントやノウハウであるべき。彼らのバックグラウンドを理解し てもらったのは、そうすればこの本の使い方がわかるから。こんなSuggestionがないか、ここ詰めきれてないから詰めるためにDis、など価値を付加してほしい。もし10年後、ぼくらの子どもたちが今日と同じ事を勉強していたら、ぼくらがさぼった証拠だよ。ぼくらは先人が学んだことを受け取って、進化させて、次の世代に渡すことが学問なんだから。それが人類の進化にもつながっていくってことなんだ。」

 

PPT参照 

これまでのNP

Expansion  (拡大)

Diffusion  (拡散)要素を広めていく、いいとこどり

Policy Reform(政策改定)

 

ぴ「このPolicyって政策だけじゃなくて組織内のルールも含まれるんじゃないの?」

 

いの「ここはGovernmentPolicy Reformだと思ったけど」

 

いぐちょん「僕もぴの解釈と同じで、UCで考えてみたときに、そうするとPolicy ReformにはVisionを考え直すのも含まれるんじゃないかって思ったよ」

 

ぴ「Social Impactを高めるために、今までのprogramじゃなくてこっちのprogramの方が有効だ、という意味でPolicy reformOrganizational Policy変える、という理解だった

 

まりこ「主語の問題じゃないかな?これprogramを主語にすると政策提言になるけど、O|rganizationを主語にするとぴの理解になるよね」

 

いの「そかそか、ぼく、アショカ病(Policy=国を変える政策という理解)だったね。この本ではDiffusionもすごく軽い意味で使っている。ノウハウを知っていく程度、という軽さでは普通はBiz schoolでは語られない。けっこう人によって意味違うよね」

 

解決策をうまく届けるために、プログラムを変えたり、解決策ではなく予防策にシフトしたり、(deliberate)ネットワーキングだよね、っていう話になっていく。

 

いぐちょん「Vision自身がアップデートされないと、Outcomeが見えない。それをまず考えなおさないと、Rethink~に繋がらないよね。」

 

いの「たぶんこの論の背景としてInternational Development(いわゆる国際協力NGO)の話からきているから、ミッションがでかくてプログラムが大きくて広がらないとミッションが達成できない。だからスケールアウトが必要なんだよねって話をしている。NPOが大きくなる系の論文ってNGOからきていることが多いんだよね。だから、国内NPOとかを想定していると認識がずれちゃうかも。さらにいえば、既存研究はフィランソロピックなでっかいNGOの分析が多い。だから勘違いしたんだけど、それは少し違っていて、Programを主語にしてはいけなくて、組織のほうを見なきゃいけないんだよね、ということなんだよね。」

 

ここではひとまず、ぴの解釈の元に授業を進めることに。

 

PPT参照 

そもそもスケールアウトって・・・?

 

いの「もっち、ちょいプレゼン早いよ~」

 

たっくんちより「このPPTDeesの論文を元にしています。授業でももめました。笑」

 

いの「補足すると、このDeesが いうスケールアウトとは、地理的な拡大を意味しています。そもそも拡げていくためにはプログラムを拡大しなくっちゃ、ってとりあえず現場では目の前のもの を広げてしまうんだけど、その前にそもそもこういう選択肢があるんですよ、という整理がこの論文。何を、どうやって、スケールアウトしていくのか、という のを選びましょう。ということ。The Matrix-PPTを参照に右に行けばいくほど、Organizationの負担は重くなっていき、自分でやることが増えていく。今回のテーマでもあるんだけど、なんで社会起業がスケールアウトがしにくいのか?というのをみんなに考えてもらいたかったんだけど、時間がないから言ってしまうね。ぼくが思いつくのが2つあって、

1:高いSocial capitalを中心に構成されていて、リーダーがあって、勝手に周りの人が手伝ってくれて、、本来なら高いSalaryを払うべき人がタダで一緒にやってくれたりする。ただ他地域でやるときに、人間関係までもっていけないじゃない。だからよくある問題としては、経営者が実際にその土地におもむいて、体力使い果たして飛び回って、burn outしてしまったりする。だからプログラムに落として、それを他地域に展開していくことにしないと、大きなSocial missionは達成しきれない。ただここにもうひとつ難しい点があって、同じ社会問題なんてありえない。大阪と東京のホームレスの問題って、背景がぜんぜん違う。これってBizの分野では違う形の問題として起こっていて、例えばセブンイレブンの店員が、仕事中の自分の姿を本来の自分自身の姿かと思っているかというと全然そうじゃない。かっこいい仕事!と認識してなくて、どちらかというと、社会からのexclusionを感じている。だってセブンイレブンの店員は、誰でもできるもん。これが日本の資本主義の生産性が高さの秘訣だけど、個人性が死んでいる原因でもある。ソーシャルベンチャーも同じで、ただのコピペじゃなくて現地適合しなきゃいけないことが多いじゃあ、何をどうやって適合するのか。マドレのまこさんが、インストラクターに求めることで一番大事なことは、お母さんたちを一人の女性としてRespectすること。まこさんのスケールアウトに入れ込まなきゃいけない遺伝子は、インストラクターがどうやってお母さん達にRespectな感情をもつか、ということだよね。これがグラミンだとうまくプログラムに組み込まれていて、それが25か条の制約。行動原則に落とし込むことによって、価値観を伝染させている。」

 

あゆ「マドレだと、お母さんとかママって呼ぶんじゃなくて、必ず○○さんと名前 で呼ぶ。そういう行動原則に落としていたよ。そういう細かいところがきちんと浸透していて、あゆみが実際に行ったときに、産後の女性に一人の女性として 立っていられる場所を提供すること、という価値観が、週1で通っている参加者がすらっと普通に口に出していたよ。」

 

いの「うん、それ面白いね!スワンベーカリーは他地域展開を優先した結果、自律性のない福 祉法人とかにのれんわけしちゃった。なんでかっていうと、小倉さんが体調悪くて、最後には亡くなってしまったんだけど、その働けない間にスワンはどんどん 悪くなっていってしまった。そこで海津さんっていうすげーたたき上げの坊主のめっちゃ面白い人なんだけど、そんな社長さんが出てきた。もちろん採算を立て 直してたりもするんだけど、価値観やその行動規範を、全部、具体的な言語化・プログラム(ノウハウ化)している。Socialが通常のビジネスから学べることがたくさんあって、逆にBizサイドにとっても、価値観をきちんと広めて、Principleを貫きつつ、顧客に柔軟に対応して、社員がいきいき働く。これってすごい学びになるよね。リーダーがいて、いいアイディアがあって、社会インパクトが生まれ、よいプログラムが出来ていく・・・今度はそれを、他地域にもっていって、プログラムに人が集まって、創業者の価値観を再現して、コミュニティが出来ていく。これがadaptive。今までの世界って、個人の目的と組織のミッションと社会の背景がなかなか一致しなくて困ってた。これを一致させる大きなヒントがこのスケールアウトに含まれてて、だから普通のビジネスマンに話しても面白がられる」

 

もち「そうすると注がなきゃいけなきゃいけないエネルギーが増えて大変。でも、じゃあなぜスケールアウトをするのか?っていうことなんだけどね・・・」

 

PPT参照

ループ図にこの3つを当てはめる。

 

ここで再び、Policy Reformの定義でもめる。

 

大地さん「マイケルさんは、NGO畑なのでポリシーリフォームは政策提言として使ってるよ。」マイケルさんはFuture positiveの著者らしい。

 

ここでのメインメッセージは、こういうソーシャルインパクトの広げ方があるっていう前提があって、そこでOrganizational Capacityが大事だよってこと。

ちょっとPolicy Reformの定義はいったん置いておいて、次に進めましょう。

 

いの「スケールアウトのテーマって色々あって、拡げていくっていうことに対して、みんな考えて欲しい。いろんなことにつなげられるよ。例えば、こないだのSVPの投資委員会でみやじ豚が投資先に決まったんだけど、一番難しかったのは、みやじ豚のなにがinnovativeか。 どうやって拡げるか、というときに難しいよね。生産量が増やしていく?価格競争にまきこまれていって、みやじ豚の独自性がなくなっていく。もともと広めた かった価値観は、安さじゃなくていいものを食べる、ということだしね。農家の息子で、みやじさんみたいな人ってきっと他にも沢山いて、彼らみたいな人も巻 き込みうる、Community based agricultureというのを、作る可能性を彼らは秘めている。新しい商品企画や流通網っていうのを、農家の子どもたちが自分たちで始められるようなコンセプチュアルな農業をつくっていこうとしているんだよ。」

 

あゆみ「なんでこんな話になったんだっけ?」

 

てん「Deesの定義でいうと、みやじ豚はProgram=おいしい豚を育てている、Community=みやじ家で、スケールアウトの仕様がない。じゃあPrinciple=みやじ豚を通した新しい農業・食べることのあり方、という価値観を、他の農家さんがやればそれはスケールアウトになる。そういうスケールアウトの仕方もありますっていう例ですよね。」

 

PPT

 

宿題シェアをしよう

いよかん「誰か、この宿題は発表したい!っていうのある?」

 

あー

宿題:http://social.sfc.keio.ac.jp/ayae080428.html

「仕事と育児のバランスがとれた社会、お母さんが育児のために会社を休んでもクビにならない社会をフロは作ろうとしている。拡大しているProgramは今まで施設型でやっていた病児保育をおばあちゃんのネットワークによって非施設型で実施。バックオフィスの拡大もExpansionに含まれるかな。Diffusionは事業アイディアが国に真似されられたり、病児保育協会の立ち上げ、メディアなどが当てはまる。ポリシーリフォームは ここ、あーちゃん助けて!!書ききれなかった

 

PPT参照 

プログラム本位 byみらい

 

プログラムを効率的に

 - - - - - - - PPTの解説始まり - - - - - - -

拡大 : 母体からPを大量生産orもうひとつ母体をつくる

拡散 : 違う母体BPを渡す

政策改革:今までは肝臓だったけど、心臓に影響を与えたほうが死亡率が高いから、心臓攻撃方に変わる

 - - - - - - - PPTの解説終わり - - - - - - -

 

ステークホルダー:スタッフ

成長を得られるというのは大きな報酬。ボランティアにはそういうのが大事なモチベーションになる。例)STYLE

 

いの「P18,19はすごく大事」

 

もち「同じプログラムをどうまわすか、という組織能力のことをinnovativenessと呼んでいて。」

 

いの「イノベーションを一度起こすことは、ある程度能力のある人ならできる。繰り返し、イノベーションを起こすような能力をつけることができるかというのが非常に大事で、それをイノベーティブネスと呼んでいる。じゃないと、地域事情が違う・・・etcなどのadaptiveな プログラムを生み出せない。いっぱい現場には思い込みがあって、例えばマッキンゼーが公共セクターではなんでうまくいかないのか?じゃあ政府の人間がバカ だからだ、とかになってしまう。そうじゃないんだよね。このステークホルダー3つの図は、ベンチスコアカードに繋がってくる。顧客が喜ぶことによって、さ らにその先に喜ぶ人がいる。例えば、スタバができたことによって街の雰囲気がよくなる商店街の人とかね。その人たちのことまで考えきってプログラムを設計 することが大事。」

 

いぐちょんが宿題2をシェアします。

>いぐちょん!あなたの宿題をWebにアップしてください。

VisionMissionの共有ができていないのが根本的な問題だと感じている。

今は代表のリーダーシップで持っているが、きちんとdeliverするようになれば、組織がきちんとシステムになってもっと大きなインパクトを与えられるようになる。

 

以上で、いよかんの授業は終わりです

 

 

最後に今日の反省

 

- かなり多くをカットした。もったいない!タイムマネジメントしっかりしたほうがいい

 今日はOrganizational Capacityをやりたかったけど、その前でかなり議論してしまったよね。

- いのさんにあらかじめプロセスを知らせておく。いのマネ大事だよ。

- 授業設計側としては、どれだけ本を読んでいるか、どこをディスカッションしたいか、どこを分かっていないか、などがわからなくて難しかった

- Preparation too muchなことで、失うものもあったかもね。

- 単語だけ提供してもらえば、進めやすいんじゃないかな?

- ビジョナリーカンパニーなど、担当班が提供できる付加価値をやったほうがいいのかもね

 

いの「ゼミっぽい、輪読とかやってみたかったんだけど、ダメかもね~。新しいものを生み出 すのが得意な人たちだから、そっちのほうがいいのかも。ちなみに、学習する組織とスケールアウトを結びつけるのはうちのゼミでコンセプトつくったことで、 この教科書で確かめた。そういう授業中にコンセプトをつくることができる人が集まっているから、そういうの大事。」

 

じゃあ、最後にモンキーズから一言ずつ・・・!

はせ「ぼくは2・3年後にビックイシューに戻りたいんだけど、自分の言葉で語れるかといえ ばそれができなくて反省です。授業中にいろいろメモすればよかったな。いのけんに対して感想なんだけど、もっとみんな勉強したほうがいいんじゃないかな。 メモしたい。自分の言葉に直して語れるかといえば、むずかしい。マイプロとかに置き換えて、もっとひきつけたほうがいい。ここにいることの意味をきちんと 考えてください。」

 

ちょ「わたし自身、マドレに入ったことで、いのけんの授業の重要さを再認識しています。学部生のときは現場がないことで不毛な悩みを抱いてたりしたけど、今はまた、いのけんで学んだことの意味を再認識する。いろいろマドレに持ち帰ります

 

大地さん「うちのゼミの雰囲気と全然違っていて、驚きました。いいですね。ひとつだけアド バイスをすると、いいチームにいるときって、他のチームや他の人を理解するのが難しくなる。他の研究会のこととか話すときに、悪口っぽくなっちゃうのはよ くないと思った。ソーシャルイノベーションって、成し遂げるためには多くの人を巻き込まなきゃいけないよね。他のゼミのことを考えるときに、共感をもって 接することが大事かな。」

 

つっちー「今までの現場のエッセンスが体系になっていくのがすごく感じて楽しかった。現場の実践や視点というのをもっともっと深めていけば、知識が血や肉になっていくのだと思う。」

 

まり「同じ職種の塊である職場で、全然自分と違うことに興味を持っている人の集 団っていうのが本当に貴重。違う意見を聞く場って大事だから、大事にして欲しい。その場をいかに有意義なものにするかは、準備や現場感で変わる。話し合い がよりよいものにあるための授業外の活動も大事にして欲しいです。」

 
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