☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★Monday, April 28 - IYOKAN presentsPART I "CONNECTING ORGANIZATIONAL CAPACITY, PERFORMANCE, AND SOCIAL IMPACT"
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★●○宿題たち○●問0 事例選択(1問)
問1 プログラムベースでSocial impactを高めるには?(1問)
問2 Organizational capacityとは?(2問)
【問0】 あなたが知っている/体験したことのある事例の中で、
「このプログラムはすごい!社会にインパクトを広げてやろう!!」
という組織をひとつ、思い浮かべてください。 (マイプロでできそうな人はぜひぜひ☆) さて、突然ですがあなたは今日からその組織の一員となりました☆
組織のプログラムとミッションについて簡単に教えてください!
日本・イスラエル・パレスチナ学生会議 http://www.jipsc.org/index2.htm
lプログラム:「国際会議の開催による平和活動」 日本・イスラエル・パレスチナ学生会議(JIPSC)は2003年の設立以降、毎年夏期にイスラエルとパレスチナから学生を日本に招致し「合同学生会議」を開催。活動は首都圏の大学生を中心に構成され、企画の実施や団体の運営は全て、大学生自らの手によって行われている。
ミッション:イスラエル・パレスチナの現地では市民間の交流が難しく、偏見が生じやすい状態。また、日本社会において、イスラエル・パレスチナ問題は「遠くの出来事」と捉えられがち。 その状況を“直接の対話”通し、ひとりひとりの心に平和の種をまくことにより、少しずつ変えていこうというミッションを掲げている。
【問1】「このプログラムはきっとソーシャルインパクトをもたらす!!」 と意気込むあなた。 そこで、P.16-P.17で挙げられているSocial Impactを広げる三つの戦略を元に、 【問0】で紹介した事例における組織で今まで行われてきたこと、 今後できそうなことを考えてみてください。 ※Social Impactを広げる三つの戦略
①Expansion(拡大)・ 活動も5年を向かえ、同窓生は100人近くなり、メディアとのつながり、支援団体とのつながりも広がってきた。・ それにより、開催の規模も1回目の会議より拡大し、初回は東京のみでの開催だったものが、現在では新潟・長野・東京の3地域を巻き込んだ活動に広がっている。
②Diffusion(拡散)・ イスパレの活動がメディア(TV、新聞等)で取り上げられることによって、国際協力を志す学生や、今まで国際問題に興味のなかった大人たちにも影響を与え、「ひとりひとりの心が変わることで少しずつ私たちのコミュニティも変わっていく、私たちにも世界を変えるために出来ることがある!」というメッセージを伝えていく。⇒しかし、実際そういった気持ちになった人とつながる方法や、そういった人達の背中を押すような体勢は出来ておらず、上記のことはメディア露出の際の意図の段階でしかない。。
③Policy Reform(政策改革)・大学生という限られた時間の中で、深く長く根付いてきた中東問題というものに取り組むことは、時には「無責任」「継続性がない」という批判も受ける。 今後はアラムナイ(同窓生のつながり)を強化し、単発のイベントではなく、事業の評価や継続的なつながりを作っていく必要性が上がってきている。
【問2】やがて、三つの戦略である程度の進展は遂げましたが、 なかなか社会へのインパクトは広がりません。 「ミッションを達成するには、プログラムだけじゃなくて、 それを支える組織の経営力も大事なのかな?」 と感じたあなた。 これまでのOrganizational capacityとPerformanceを、 振り返ってみることにしました。
(1)P.19-P.22を参考に、添付の「OC表テンプレート」を使って、 あなたの組織のOrganizational capacityとPerformanceを ○△×で評価してください!評価の理由と根拠はなんでしょう? 分からない項目に関しては各自リサーチしてみよう♪ (原文だけではぴんとこない人!日本語版をこっそりご覧あれ◎)
(2)この結果を踏まえて、あなたの組織(またはマイプロ)にとって 「Organizational Capacityって何だろう?何で必要なんだろう?」1, Program Delivery Capacity(プログラム遂行能力) 、2. Program Expansion Capacity(プログラム拡大能力) 、3. Adaptive Capacity(適応能力) 事業を継続していくということは、常に周囲とのつながりを更新して、自らも変化・適応していく柔軟性が必要となって来る。Organizational Capacityはそうした状況において、客観的に自分たちの活動を見て、方針を決めるために必要な能力だと思う。