はるぴ-いよかんHW-
問0】あなたが知っている/体験したことのある事例の中で、「このプログラムはすごい!社会にインパクトを広げてやろう!!」 という組織をひとつ、思い浮かべてください。
『One Coin Concert』
ネパールへの教育支援を目的としたチャリティコンサートを運営する高校生の団体です。私自身3年間スタッフを務めました。
コンサートを企画するだけでなく、そのコンサートの意味・意義を見つけるために「学習係り」を設け、スタッフ内でワークショップを行ったり、NGOに訪問したりしています。
実際、スタッフを経験した子は、このワンコインコンサートがきっかけで、国際支援の分野に進んだりと、影響力は計り知れません。
プログラム:フェアトレード団体のネパリバザーロ、ネパールのカンチャンチャンガ紅茶農園(KTE)、ワンコインコンサートの3団体で協力をし、こどもたちの教育支援をしています。ワンコインコンサートの収益金をネパリバザーロがネパールへ届け、実際にネパールへ行き、現地のKTEとお金の使い道などについての会議をして決めています。
ミッション:
・ネパールで学校に通えるこどもたちを増やす
・日本で、世界のために何かしたいと思う人を増やす
【問1】「このプログラムはきっとソーシャルインパクトをもたらす!!」
と意気込むあなた。
そこで、P.16-P.17で挙げられているSocial Impactを広げる三つの戦略を元に、
【問0】で紹介した事例における組織で今まで行われてきたこと、
今後できそうなことを考えてみてください。
①Expansion(拡大)
今までは、コンサートだけをやっていたのだが、参加者のみなさんにコンサートを楽しむだけでなく、「もっと世界について考えるきっかけをつくりたい!」ということで第8回ワンコインコンサートから、1日目ワークショップ、2日目コンサートと、プログラムを増やした。
ワンコインコンサートは10月から準備開始→2月コンサート本番→4月支援先の打ち合わせ・報告のため、5月―9月は基本特にプログラムは用意されてない。この時期にスタッフのモチベーションを上げるためのセミナーや、もっと周りにワンコインコンサートを知ってもらうため、外部に向けたイベントを開催したりできそう!
②Diffusion(拡散)
ワンコインコンサートは知られている人には知られているが、10年目を向かいながらもまだそこまで他の高校などには広まっていない。そこで、他の高校にワンコインコンサートの活動報告をしに行ったり、もっと周りの高校にも促す活動が可能だと感じる。
例えば、ワンコインコンサートがどのように運営され、どのようにネパリバザーロやKTEと協力しているのかや、本番まで各係(総務、学習、広報、展示、学習、ステージ、雑務ズ)がどのように動いているかなどのノウハウの冊子を作り、広める!
③Policy Reform(政策改革)
「できることをしたい」と立ち上がったワンコインコンサートだが、最初の3年間は支援先がコロコロと変わっていた。最初は、タイの象への支援、2回目はバングラデシュへの教育支援を対象にしていた。しかし、3年目を迎える年、スタッフが話し合った結果、「顔の見える支援がしたい」「実際、どのようにお金が使われているのかを知りたい」という想いが生まれ、ネパリバザーロ・KTEと協力した今のプログラムが出来上がった。
失敗をくり返したことで、顔の見える支援の重要性がわかり、それが今でもワンコインコンサートの最重要要素として共有されている。
【問2】
(2)
できるだけ、簡単にわかりやすくまとめようとしてみましたっ
社会問題を解決する活動を
より続けるため、
より広めるため、
より効果的にするため、
のポイント!