井上英之 研究室

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【タイトル】

地域活動を活性化させる芸術イベントに関する研究
~岩手県陸前高田市の音楽イベントにおける人々の関係性の分析から~

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【サマリー】

私は、いつの頃からか、芸術の社会的な意義を信じるようになった。経済が世の中を動かしているといえども、経済が動く要因を作るのは他でもない人で、その人を動かすためにはまた違ったアプローチが必要である。
 私は、学生時代の多くの間、歌を歌いながらすごしてきた。私がそれだけ夢中になったのは、歌を歌っている自分のまわりに、経済状態の違いはもちろんのこと、知識量や経験値の違いを超えて、人を成長させて動かす"場"が生まれていることに気づき、関心を抱いたからである。
 私に最も深くこの気づきを与えてくれたのが、"デモクラッツ"というアカペラ で歌を歌うグループでの活動だった。"デモクラッツ"は、慶応義塾大学の音楽サークル"アカペラシンガーズK.O.E."のメンバー7名で、岩手県陸前高田市を中心とした気仙地方にて1年に1度だけ1週間滞在し、養護施設や学校、公共ホールなど様々な場所にて演奏活動を行っているグループである。今年(2008年)で結成10年目を迎えるこのバンドは、毎年メンバーを入れ替えながら、現地のスタッフとグループの旧メンバーと共に組織的に活動を続けてきた。私は、デモクラッツのメンバーとして関わった2年の間、出会った現地の人々が皆生き生きとしていること、そして素人のアカペラ同好家に過ぎない自分の歌を聞いて大人が涙を流したり、子どもたちが笑ってくれることに、歌い手として強く支えられてきた。そこには、私が普段東京で毎日を過ごし、歌を歌っている時には感じることのなかった人の温かさやエネルギーがあった。
 歌い手として関わっていた間は、それらの違いは純粋に岩手の風土がもつ特徴からきていて、それほどに現地の人々はイベントに枯渇しており、だからこそデモクラッツはエンターテイメント提供者として重要な使命を負っているのだ、という程度にしか理解していなかった。しかし、時を経て、デモクラッツが年に1度気仙地方を訪れて歌を歌って周るというこのプロジェクト(以後、"デモクラッツ・プロジェクト"とする。)が、完全な非営利の形で10年間開催され続けてきた背景には、もう少し複雑で、かつ社会的にも意義のある要因があるのではないかと感じるようになった。この卒業研究では、このようにデモクラッツ・プロジェクトが継続されてきた背景を、当事者から一歩はなれた視点から客観的に全体を見渡し、非営利の市民活動が持続的に運営していくための要素を引き出してみたいと思う。
 

 
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