【 導入 】
『使える弁証法』を読んで、「螺旋的発展」だと思うものを、
ひとつ挙げて、みんなに説明してください。
例:「競り」と「ネットオークション」
「着せ替え遊び」と「『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』」
私が幼い頃(今から約15年前)は着せ替えと言ったら、紙で出来た服を紙で出来たキャラクターに着せて取り替える、そんなアナログな遊びだった。
今から約3年前に現れた「『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』」はそんな旧来の“着せ替え”をデジタル化し、アーケードゲームというツールで行う遊びに変えた。これを私は螺旋的発展だと思った。このゲームは従来の少人数で行う着せ替えというものを、デジタル化することによって日本全国で共通のキャラクターで着せ替えを行えるように発展したため、全国でおしゃれコンテストを開くなどの新しいネットワークを築き、このゲームの人気に火をつける元となった。
【 其の壱 】
ハーバードMBAのSEコース在籍の友人スティーブがいの研に遊びに来ました。
「Hey baby, 日本は欧米のマネばかり!Originalなアイディーアはないのかい?」
スティーブにも分かるように、かつ、今まで学んだ授業のエッセンスを使って
担当事例を説明して、ぎゃふんと言わせてやってください。
その際に①~③を必ず盛り込んでください。
①キャッチコピー:「てやんで~!お金にゃかえられねぇ」
②事例内容:「ボランティアは江戸時代にはなかった!」
現代の尺度から言うとお江戸時代の庶民は
“貧しい”部類に分けられる生活水準だったんだ。
でも、江戸の人たちはお金以外にも価値があるものを見つけて、大切に生きていたから心は貧しくなかったんだ。
お互いが支えあって生きていくことを当たり前に行える社会だったから、ボランティアっていう概念自体がなかったんだよね。
それって素敵なことだと思わない?
③どこがおもしろい(exciting! interesting! wonderful! cool! sexy! etc.)のか
日本を始め、色々な国が欧米の“豊かさ”というものに憧れて、
“発展”して来たが、本当にその“豊かさ”は豊かなのか?
街を歩くサラリーマンの疲れた顔。お金はあっても生き生きしていない人をよく見かけないかな?
皆消費サイクルの中に飲み込まれて、切り売りされてしまっている。
お江戸時代には、お金以外にも価値のあるものを皆が見出していたから、お金はなくても“貧しく”はなかったんだ。
今私たちはそんなお江戸の生き方に学ぶべきことってあると思う!!!