井上英之 研究室

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遅くなってごめんなさい!課題を提出します。 宿題が、「誰かに向けての説明」という形式ですごく面白かったです。ありがとうございました!  

其の壱

ハーバードMBASEコース在籍の友人スティーブがいの研に遊びに来ました。

Hey baby, 日本は欧米のマネばかり!Originalなアイディーアはないのかい?」

スティーブにも分かるように、かつ、今まで学んだ授業のエッセンスを使って

担当事例を説明して、ぎゃふんと言わせてやってください。

その際に①~③を必ず盛り込んでください。

     キャッチコピー

江戸から根付く、村の民主主義

 

     事例内容

③どこがおもしろいのか

 

「スティーブ、日本にだってオリジナリティはもちろんあるよ。

 スティーブはアメリカの人だよね。ということは民主主義の国の人だよね。

 ところが、日本にはアメリカの民主主義とは異なる民主主義があったんだ。

 それは、今でも長野県の野沢村などで根付いている。

 今日は日本の村に根付いている民主主義について、話をさせてもらうね。

 

江戸には1つの村の中に「支配の村」と「生活の村」があったといわれている。

 「支配の村」というのが、スティーブたちがイメージするような行政組織のこと。

  そしてもうひとつの「生活の村」というのが、行政とは関係なく、

実際に生活が営まれる上で必要な、様々な組織を組み合わせて自立的に

成り立っている村の事を指すんだ。

 

  ちょっとイメージがわきにくいね。

  もう少し具体的に話をしよう。

  野沢組を例に話をするね。

  野沢組は、その村の祭りを主催したり、山の管理をしたり、

  下草刈りの保全、水路の堰の管理や掃除、公共施設の雪下下ろし、

  そして、<湯仲間>という別の組織が中に含まれていて、温泉の管理まで

おこなっているんだ。

 

すごいだろ。行政が全部をやるのではなく、

自分たちの生活に密着した部分は何も行政に任せるのではなく、

自分たちでやってしまおうというんだ。

 

しかも、こうした「生活の村」というのは、

野沢組だけに言える話ではなく、江戸時代にあった村にはどこでもあったそうなんだ。

 

なぜ、こんなことが可能だったかといえば、

  江戸の幕藩体制ができるよりもはるか昔から

  伝統的な村の自治力というのは存在し、

  大寒がやってこようが、藩主が変わろうが、

もっと昔から続いている村の生活には、かかわりがないということなんだ。

  もちろん、年貢を払わなければいけないとかの取り決めはあるけど、

  なんでもかんでも、「国任せ」というわけではなく、

  住み分けがされていたんだね。

 

  アメリカから日本が多くのことを学んでいることも事実であるけど、

  日本にもボランティアという言葉とは違うけど、

  村に住む人が自立的に動く仕組みや歴史があったんだ。

  そして今も、野沢村をはじめ村にはそういった歴史が根付いている。

  民主主義といって国に任せるのではなく、

  一定規模のコミュニティで、人が行動するというのも面白いだろ。」

   

【 其の弐 】

某自動車整備会社の中村社長(58)がいの研に遊びに来ました。

「ネイチャーキャピタリズム?それは新しい育毛剤かい?」

自然資本主義の4つの戦略(『自然資本の経済』P38,39)をそれぞれ、

自分の好きな事例を用いて、そんな中村社長が納得するように

説明してください。事例はひとつでも複数でも構いません。

  

「これはこれは、中村社長こんにちは。

ようこそいの研に遊びに!

ネイチャーキャピタリズムは育毛剤ではありませえんよ。

なにせ人の髪を増やすどころか、人を支える自然環境・経済のあり方を

根本から見直し豊かにしよって、考え方なのですからね。

 

まずはじめに、簡単にネイチャーキャピタリズムという

言葉が言われるようになった背景を説明してから、

自然資本主義の4つの戦略をご説明しますからね。

 

でわはじめましょう。

最近、環境破壊という言葉を聞かない日はなくなりましたよね。

この環境破壊、なぜ起きているのでしょう。

それは、人が生活していく中で、資源を使いすぎたり、

いらなくなったものを捨てたりしているからなんですね。

そして、環境の悪化が自然の生態系を崩し、

人間が使用したい自然そのものが減ってきてしまった。

そうすると、人間の生活そのものが成り立たなくなるんですね。

これは、当然といえば当然で、本来は自然という生態系の中に

人間の生活や経済というものがあるんですからね。

で、今のまま経済が発展していくと、より環境破壊が進んでしまう。

そこで提示されたのが、ネイチャーキャピタリズム、自然資本主義、

つまり、自然を資本としてとらえ、大事に活用して、

持続的な社会を作っていきましょうという考え方なんですね。

 

さて、この自然資本主義を理解していただくには、

4つのキーワードを覚えてもらわないとダメです。

いの研に遊びにきたからには、今までにない知識や考え方を

身に付けていただきたいので、最低これだけは持って帰ってくださいね。

 

その4つとは、

1つ目:資源生産性の根本的改善

2つ目:バイオミミクリ

3つ目:サービスとフローに基づく経済への移行

4つ目:自然資本への再投資

です。

 

1つ目の資源生産性の根本的改善とは、

原材料やエネルギーの使用量を少なくし、

生産やその工程から得られる効用や仕事量が変わらないか増えることを言います。

これによって、資源の枯渇を抑えることができるんですね。

 

2つ目のバイオミミクリは、

1つ目が、資源の生産性をあげるのだったのに対して、

「廃棄」という概念をなくし、

自然の循環サイクルの中でまわしていくことです。

自然界で見られるような廃棄されるような糞、死骸などは再び自然に帰ることを思い浮かべると早いですね。 

3つ目のサービスとフローに基づく経済への移行とは、

消費者が財を購入するのではなく、

リースまたはレンタルで「サービス」を利用する新しいサービス経済です。

コピー機のリースがいろんな商品に広がったと考えると分かりやすいですね。

 

4つ目の自然資本への再投資とは、

これは言葉の通りなので、頭の切れると噂の中村社長には

説明が不要ですかね。

     
 
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