井上英之 研究室

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プロローグ 前回のおさらい by なりけん

ログラー:ざれす 

<ポイント>
*デザインは北極星到達の手助けになる?
*北極星到達のためには人を動かさないと!
*デザインがマイプロに生きる!

<定義>
狭義のデザイン:プロダクトデザイン、美大で教える形と機能
広義のデザイン:行動、環境の設計、計画、プロセス、組織構造、コミュニケーション
Design: 設計する、計画する、もくろむ etc(英和辞典より)
Good Design:意識しなくても思わず行動に移させてしまう、左脳を使って右脳に刺激するデザイン

<ゴール>
デザインの考え方を身につけてマイプロに活かしてもらお

第1部 デザインのフレームワーク by むーみん

× GOOD DESIGN
型:5つのプロセス+2つの土台
?:文化、習性、感覚
Ex. 鳥居のマークがあると悪いことはできない⇒文化や体にしみついている感覚
× 主客融合 GREAT IMPACT
GOOD DESIGN

黒川さんタイム☆

 <いのさんからの紹介>
映画革命のデザイナーとして、チームを動かす言語化して伝える部分、そうじゃない部分
「お客さん」のいないコミュニティ ○○さんがこんなんなっちゃった!
プラスアルファの魔法、勝手に動き出す感じ

<黒川さんが語る「型 × 主客融合 GREAT IMPACT

「型」
横の人と「HINAMI式」握手(ギニア発祥)やってみよう!
普通に握手②説明できません③説明できません・・・④最後に指を鳴らす☆
割と簡単。ちょっと楽しい♪⇒レベルアップ!最後まで手を離さずにやってみよう!
難しい・・・ゆっくりならできるけどスムーズにやろうとすると焦っちゃいます。 
これって型だよね。仕事場に着いたら朝一に絶対やります。なんで?
あゆみちゃん「相手とのコンタクト」
つじけん「相手の精神状態が分かる!」
できるだけ非言語で、でも全体を見回して士気を高めて危機管理をする
ざれす「一体感」
Ex. アメリカのゲイはfagといわれるのをいやがるのに、ゲイ同志ではそう呼び合う
他の人はやっちゃいけないことでもグループ内ならOK niggerも同じ サイン
ここまでやらなきゃ成果は上がらない 言語以上に非言語
頭より体、心。いかに感動、行動を演出するか。理屈、説明じゃない。

 「?」
コンテクスト、変数的なものじゃないかなぁ
Ex. よさこいソーラン なんで北海道ではやったんだろう?高知じゃないの?
⇒高知から屯田兵で人がたくさん流れてる 高知ルーツの北海道人多い
熊本から発信する以上は熊本というコンテクストを、映画なら映画のコンテクストを 

「主客融合」
映画を見に来た人を作り手にする
Ex. 上映会の場で200人の笑い声を録音、
次回上映会のオープニングクレジットにかぶせる
次はあなた方の声で始まる!
200人で笑うのはとにかく楽しいし。一体感の生成。
観客の3分の1はスマイルプロジェクトに参加してくれて、笑顔を撮って帰っている
側面から応援してた人が主体的に動く!次のステップ探す

 GREAT IMPACT
プロデューサーのチアキさんはHINAMIを通して自分と対峙するようになった
仕事で自分の適性、限界がみえるように
最初の一年は悶々として終わったけど、二年目は実行委員長に
4人立候補者がいる中でチアキさんは「やりたい」じゃなくて「やる」⇒満場一致
三年目にして人生を切り開いて主人公になる⇒まったく想像してなかった!

ディスカッション

つじけん:年末実家で親とけんか将来やりたいことを親は納得しない
「普通な考え方をしなさい」周りからも「普通じゃない」といわれる
「普通でいる」のは「客」なんじゃ? 

黒川さん:親と何かしてみる!黒川さん親子も昔は仲悪かったが最近よくなった
お父さんが「ことばの学校」見にきた! 「こうやって語らうのもいいな」
真似して「蘊蓄クラブ」立ちあげちゃった!!しかも漢字!!
それまでは酒飲むぐらいしか集まる機会なかった
ビール⇒焼酎⇒へべれけ⇒ラーメン⇒吐いて帰る の王道パターン
「酒なしで話してみない?まじめに語らうのもありじゃん!」⇒毎月2,30人集まる
仕切り方も真似されてる・・・「はじめての共同作業」
HINAMIのキャストさんの送迎とかも手伝ってくれるように
謝ったりとかはないけどうまくやっている
とにかく一緒にできることをやってみる

あゆみちゃん:黒川さんのお父さんと一緒にワークショップやったことある!
本当に楽しんでるの?って印象。まさか蘊蓄クラブ立ち上げるとは・・・

いのさん:実家に帰ると緊張する。サブプライム問題の話から始まって
お父さんにキレかける。
今回はTV見ながら聞き流されて「おまえのいうとおり」って。
今までなら大戦争起こってた。そのあと穏やかになって距離が縮まるのが
パターンだったのに・・・
弟と父の方が距離が近いのは、孫が二人いるのもあるけど
ゴルフに一緒に行っているからかも。
一緒に打ちっぱなしに行ってみよう!
打ち方がどうとかいわれるかもだけど・・・
 

ざれす:型にもいいもの、悪いものあるんじゃ?
ヨットではミーティングで「おつかれさまでした」のあと「した」って連発。
傍から見れば変。
ビール⇒焼酎⇒へべれけ⇒ラーメン⇒吐いて帰る
だって当事者にとっては心地のいい型かも。それを変えるのって難しい。

黒川さん:型を壊せるのか?ということ。心地よくなった人ほど壊せない。
硬直化がいけない。
Ex. 熊本の瓦町 古びた商店街で低家賃で若い人、学生に住まわせる
⇒結局欝な人が集まる 相場が安くなりがち
バーを経営した人もいたけどやめちゃった・・・来る人がつまらないから。
後ろ向き・下向きのスパイラル
瓦町のコンテクストをつめる!or型を工夫する必要があった。
コンテクストと型がずれていた
まさに中小企業がつぶれるパターン。
次の一本のデザインが必要だった
 

デザインには意図が必要 どこまで筋道が立てられるか(Theory of change
見えない結果に対してどこまで詰められるのか
HINAMIにもすべてにおいてもっときめ細かさを!
Ex. 地元のTSUTAYAが協賛してくれて、ヘビーユーザー20000人に
フライヤー渡したのに
そのうち来てくれたのは50人―100人、最悪20人
認知度は上がったかもしれないけど実際に来場してくれた人は少ない
どうしたらいい?みんなで考えてみよう!

はるぴ:「映画を好きだから」という理由でアピールしたのか?
黒川さん:ヘビーユーザーはインディー系も見る
でもいちばん見にきてくれるのは出た人周り マスコミ経由の情報が効果大きい

たっくん:レジでフライヤー渡す人自身が映画を見ていない、ストーリーを語れない
フライヤーの裏で指紋を回収して、レジ横で手形採取
⇒すぐ映画に使われるようにするとか

黒川さん:予告編DVDを配ろうと思っている。店長とは一緒に見たい 

てん:TSUTAYAの店員を「主」に変える。休憩室にビラはったり。
最初はDVD無料で貸し出してみて、コメントシート書いたら割引とか。
自分もブロガー割引だと映画の見方が変わる!主題歌やキャッチフレーズ募集とか。

黒川さん:実際にキャンペーンソング集めてる。今2000バンドぐらいアクセスできて、
CD送ってくれたのが400ぐらい。熊本の何バンドかは関係できてる。 

すこさん:TSUTAYAがきらい!どこの店舗行っても一緒だし。HINAMI週間を作る。
店員さん出てます、
TSUTAYAが映画に出てきます!インディーズ見てる人って
TSUTAYAのリコメンドは聞かないんじゃ?

黒川さん:熊本のTSUTAYA経営者は全店の創業者の一人で、ユニークさ重視する。
「熊本らしさを出したい」と言っている。どこの店舗で返してもOKシステムは熊本だけ

つじけん:防犯カメラ使っちゃえ!オーディションタイム

黒川さん:スマイルプロジェクトはオーディション兼ねている。
こっちからいかなきゃこない

ばーどさん:内輪ノリをどう広げるか?だと思う。映画って一人じゃ見にいかないよね。
二人組、恋人同士で行ってもらう
ヘビーユーザーじゃなくてもOKにする。

かめさん:とりあえず場に参加してみたらこうだった、というサプライズ提供。
メッセージはあとでもいいんじゃ。プレミアム感!!「ヘビーユーザーだから」を強調。
うおさんの時に感じたのがファンドレイジングも「ここからここまで」を決めた方が
お金は集まるということ。期間限定にする!!

黒川さん:英語教えてても10人限定っていうとすぐ集まる。

黒川さん留学時代を語る
22でアメリカに渡った 映画をやる大学院は高い!
学費の安い州立はテキサス大学オースティン校おんりー・・・でも経験が必要だった。
理想的なところはなく、結局選んだのはメンフィス。年8000ドル!土方バイトで貯めた
一学期終わった時に一番成績よかったのに、奨学金がおりない!
もらえるのは教授のお気に入り学生。
⇒学部長と喧嘩
全部向こうの条件満たしてるのにだめといわれ、やめようと思った
やめるならDavidにあいさつしなきゃ・・・Davidって?

>大学初日に体育教育学部の学部長にあいさつに行って、
>学期はすでに始まっているにもかかわらず
マーシャルアーツ教えられますよ!
>と掛け合いに行ったが、学生は3年しかいてくれないし、
>今のインストラクターもいるから無理だといわれた。
>部屋から出たらそこには若手研究者
David
>彼の研究テーマは「NBAが日本のマーケットでどう消費されてるのか」
>日本語文献の翻訳を頼まれ、引き受ける。
>「社会学やってたの?うちの学生よりできる!」といわれ、
共同研究をすることに。

David:やめられたら困る!共同研究の成果が出せない。
そんなに優秀なのに奨学金を出さずに行かせるわけにいかない
⇒学部長にかけあってくれて、奨学金おりた。土壇場で救いの神
何も考えずにやったことが首の皮つないでる

 

藍実さんタイム☆

結婚式で映像を撮る仕事。クリエイティブがしたかったのに、
型にはまった中で技術を学んでいる。
悶々としていた時に黒川さんに出会い、
HINAMIでスクリプターの仕事を紹介される。新しい世界に飛び込む勇気!
映画作りを通して、型から学ぶこともあると気づく
クリエイティブというより、
人とのつながりが大事なんだ。「仕事」の概念が変わった
人を尊敬すること。仕事から愛を学ぶ。愛をもってやればいい結果が出る!

いのさん:8日間で何が起きた?
藍実さん:初日は何をしていいか、どこに力をいれるのか
分からないだろうなぁと思っていたら
黒川さんが誘導してくれた。
自分のことで精いっぱいだったのが、周りを観察できるようになった。
八日目には指示されずともやるべきことが分かる、楽しんでやれている
同時に周りの成長が見えるようになったことが自分にとっても成長!

むーみん:結婚式の仕事でも変化を感じる?
藍実さん:今までは悲劇のヒロイン気分だった。
今はみんなそれぞれ頑張っていると思える。

いのさん:個人だけじゃなくてチームが成長するようになっている。
意図していた?
黒川さん:まず意識しているのは、入口で挫折体験をさせないこと
Ex. ポス子ちゃん 照明助手 使えない!」
一日何もさせず、手の空いてる人にとにかく質問させる。
とりわけ照明の人に。
レポート用紙3枚以上提出すべし!
⇒必然的に会話を持つように。
そうするとみんな自然に教えるようになる。
後ろめたさがなくなってどんどん成長!
⇒製作会社に就職決定!
すべてはメモとったことがきっかけ。
藍実さんのスクリプターの仕事も
本来は3-5年の経験者がやるもの。
やることを限定して伝えて、
撮影が進むにつれてレベルアップしていく。
段階を踏む
成功体験の繰り返し!成長実感につながる

 「わかる・できる」言語で伝える 「悲しげな顔で」じゃ分からない。
「振り返って下向いて」具体的に。
 とにかく「一緒に何かやる」!

いのさん:プロントの店員さんの笑顔にやられてバイト始めた
プロントのルール「教える側は言うだけじゃなくてやってみせる」
玄人受けする秘訣☆
  

第2部 トム・ケリー&ジョナサン・リットマン「発想する会社!」レビュー byあーちゃん

ログラー:てん 

IDEO:デザインを使って製品から組織まであらゆるものにイノベーション!する会社。 

IDEO流イノベーションの起こし方>
「型」をいかに活用して「?」を引き出すか
前回:プロセスと土台に分けた
型としては、①理解②観察③視覚化④評価とブラッシュアップ⑤実現の5ステップ
Ex. グラミンは②観察が優れていた⇒貧困層がお金だけを求めているんじゃない
⇒イノベーション!!ホットなチーム。チームを育てる環境の2つの土台

<プロトタイプ>  
今回はプロトタイプを型にイノベーションを見てみよう PPT参照
プロトタイプのポイント:プロトタイプを創ることが文化的に根付いている
プロトタイプに対するポジティブな姿勢。
プロトタイプは単なる型じゃない!

IDEO本の読み方>
最初は見出しだけでもOK
②たまに気が向いたら読んでみる
③実際に使ってみたいと思ったら具体例を
Ex. あーちゃんはフローレンスのオフィス改善の企画書を書くとき
「ここにこう書いてあるから」といって使ってるらしい!!

第3部 田坂さん「Web 2.0」レビュ- byさっち

GOOD DESIGNからGREAT IMPACTを生むためには
GREAT IMPACTはなんぞや
Ex. オキタさんのHeaven’s Passportで、
女子高生たちは
3040個目のシールから
「このままじゃ願いがかなわないかもしれない」と思って
「いいこと」の質を上げるようになった。

⇒キレる17歳が町から消えた!
期待はしていたけど、デザインはしていなかった=
GREAT IMPACT!
デザイナーが意図するより、お客さんの反応で思いがけない効果が出ること。

Web2.0Mixiで自分がどんな人かアピールできて、
情報がありふれているけど、コンピューターでは人の反応=感情は処理できない。
ここで人の出番!みんなが主役!byさっち そんな世の中になってきているよね。

衆智創発:2chのロムラーたちによる電車男への恋愛アドバイス。
感性共有:You Tubeでいろんな人の思いが簡単に届けられるようになっている。
主客融合:これが大奥のアピールポイント!
HINAMIの映画を見に来たお客さんが笑い声で参加⇒主客融合。 

Web2.0から学べること> PPT参照 

<歌詠みのお時間♪>
「主客融合」「衆智創発」「感性共有」他のキーワードって?
GREAT IMPACTを生む「しかけ」って?

すこさん「mixiのどこが主客融合的なデザインなのか、
みんなは理解していないんじゃ?
そういう議論をしてもいいかもしれないよね。
身のまわりにあるこういうものが主客融合なデザインだよね、とか。
黒川さんに話していただいたこと、具体例をもっと挙げてみる
You Tubeは感性共有。ただ、すべての感性を共有するためには、
一緒に何かをやってみること」
いのさん「具体例をあげていって、この3つに当てはまらないものが
新しいキーワードになるんじゃない?」
大奥「じゃ、ワークシートやっちゃおうか!」 <ワークシート配布>

「なぜ衆智創発×感性共有×your original?主客融合はどこ?」
いのさん「このシートはちょっと生煮えだから、意図をくみとってディスカッションしよう」
大奥「言語化してみると、マイプロが明確になるし、腑に落ちると思った。
実際に自分たちでやってみると、
これがきれいなまま当てはまらない!とか、
自分にはこれが足りなかったのかな、っていう発見があった」
いのさん「IDEOはプロダクトデザインだから、
今やってもマイプロにあてはまらないものが出てきちゃう」
とり「このシートをブラッシュアップするようなディスカッションがしたかったんです」
いのさん「その意図言ってないよ! 
見た瞬間、手が動くような、意図が読めるようなシートが
アーカイブに残るような伝説のシートだよ。」
 

現状把握シート:ステイクホルダーが主になれるようなチームづくりをするには?
⇒実践シート:主客融合をおこす二つの技(=衆智創発・感性共有)による具体例、
プラス自分のオリジナルを書く。
いのさん「実際やってみたら、具体例がかぶるかもね」
たっくん「衆智創発のとこ、場だけにするのはよくないよね。製品とかもあるかも」
いのさん「これだけじゃ説明しきれなかったり、必要要件が必要かもしれない。
田坂さん、ひとつのことしか言っていないかも。
とりあえず前に進もう。
一個一個、主客融合などの具体例を出すってことを、グループごとにやってみよう」
あー「この三つに事例を一個一個だして、何が起きているか、具体例をしっかり出してみよう。
GREAT IMPACTを出すために何が必要なのか条件を3つ出してみよう」
いのさん「四字熟語、一個ずつ事例を思い浮かべる。
出なかったらここに書いてあるのでも
OK起承転結にまとめて、自分の言葉で語る。
それが終わったら、この3つの共通点が何かを話そう。
受け取り手が勝手に動き出す、
客を主にかえるマジックはどこで生まれるか?
 
結局、多くのビジネスはそれをやりたい。
我が社のことを我がもののことのように考える。ディズニーとかってそうだよね。
ディズニーファンってあの黒ネズミをばかみたいに追っかけるよね。
そういうマジックってどうやって起きるのかな?」
ざれす「結局、この3つって同じことじゃ?どの事例もどれにでも当てはまる」
すこさん「田坂さんは、一個のケースを3つの視点で語っている。根拠はないし、
別に3つに限る必要もない。
だから1つのケースを語ってもいいんじゃないかな」
とり「mixiCDレビューも感性共有だよね」
いの「客を主に変えてしまうマジックを導き出そう!要件てか条件かな。」 

<ディスカッションタイム☆>
ざれちーむ 「カラオケの空間は主客融合。歌手と聞き手が交代ごうたい。
J-POPはカラオケで歌いやすい。洋楽って聞かせよう!って感じ。」
そのマジックが起こる要件は・・・
あゆみ「親近感?
すこ「親近感とか自分も参加できる、共有できているよねっていう感覚は
ある人には排除している感覚を与える。
制約がうまくデザインされていると、
みんなにオープンで身内感を感じられるっていう効果が生まれる。
フォーマットていう制約があるから、mixiは普及したのかな」

あゆみ「HINAMI:何であゆみちゃんが映画をつくるこになったのか?
一足飛びにいきなり主にはいかない。
主客の中にもレベルがある。
今だからいの研に黒川さんよびたいとか言い出せるけど、昔だったら無理だった。
何ができるかわかるように制限してあげる、ハードルが低くてやりやすいものを
提供してあげることが、
主客のレベルの中の制約」

ばーどさん「うおさんも言っていた。一番上と下がコミュニケーションとれない。
どう一つずつ上にあげていくかがコツ。」
あゆみ「あの授業設計もよかった。たつのこ学園がテーマに絞ってあったから、
みんながひとつの事例で語れた。
はじめにたつのこっていう制約を与えた
ジーニアスってすごい!」

いの「抽象的なインストラクションを出しちゃだめだって黒川さんもおっしゃってた。
主客融合がおこると低コストになっていく。お客さんはお客さんで神様じゃない!
おれ、あれ大嫌い」
 

まりなさん「衆智創発でぱっと思いついたのが自分。問題があると友達に相談しまくって、
いろんな人からアイディアをもらって、解決方法を導き出す。
アイディア、信頼、絆とかあったかいもの。
実家に帰ったとき父親の酒の量が増えてたり、二階にこもったりしてた。
経営状況がおもわしくなかったのか。
自分に何かできることないかな?って考えたのが、
自分が養ってもらうっていう感覚から、一歩抜け出た瞬間。
弱さとか脆弱さって大事なのかな」
「アップロードも大事。関わりたいと思ったサイトってたいていアップロードをしているもんね」

ばーどさん「私はここまで考えましたって表明すること。
「わかんない!」じゃ誰も教えてくれないけど
「ここまで考えたので、
これから先のアドバイスをください」っていえばアドバイスもらえる」
たっくん「mixi掲示板のトピックで玄人ユーザーがどこまでならできるか表記しろ!
とおしかりコメント。コツなのかも。」
いのさん「さっきのルールや制限に似ているよね」 
かめ「弱みを表明するのって大事。ジャニーズって歌うまくないのに、
限りある音域のなかで盛り上がる歌を歌う。
すごい技!
誰にでも歌いやすくて盛り上がる歌で、これなら自分でもいけるって感じ。
下手さのうまさ
(一同爆笑)
いのさん「単に弱いだけじゃだめ。ここまでは分かったけど、この先はわかりません!
とかそれなりの制限が必要。」
さち「Best Effortってすこさんが言ってたけど、ほんとそうだよね」 

一同、無限につぶせるプチプチの話で盛り上がる。
いのさん「プチプチみたく、どこにブランクを作るか。
どれくらい制限すれば、どれくらい自由があれば、
宿題をやってくれるかと同じ」
すこさん「確実なフィードバックがあるかどうかもキー。
プチプチはフィードバックがあるからアクションを起こす。
コメントへのレスも同じ」 
つち「You tubeができたきっかけはパーティで撮った映像を友達に送りたかったから。
アップしようとしたらめんどくさかったから、誰でも簡単にできるような仕組みをつくった。
それをみんなにも使ってほしかったから主客融合が起こった 
たっくん「レスがついていくのって、どんどん精度もあがっていく。
3つの条件プラスみんなのプロ意識。
間違いを正さずにはいられない、
ある種生理的な感覚があるのかも」
あゆみ「自分が美しいと思っていることを相手も美しいと思ってくれることって嬉しいよね。
だからバードさんは大貧民のwikiを書き直したんだよね?」
すこさん「Wikiってひとつの真実に対して向かっていくことだと思う。
映像が共有できるようになっただけじゃなく、
多種多様な価値観が混在できるようになった。
お互いを認め、遠くの人がマイノリティ同士でも通じ合えるようになった。」
たっくん「マイノリティの人たちの共感がつながる、というシェア 

つじけん「黒川さんもLIVEを重視するって言っていた。
”I have a pen”も強調する語で全然意味変わる」 
黒川さん「今話している中で自分なりにまとめたんですけど。 
平たいことにすると、私たち意識主役感&帰属感
私でもなければ、私と他者という二元論でもない。
明瞭なことを一緒にやるというのは大まかな具体論。
フィードバックによる貢献実感。
Weとしてあるために、Iとしてやることをやらなければ、Weの実感は得られない
うまいこと、これを誘発するものとして、触媒と名付けた

Subject的触媒HINAMIの黒川さん。
現場では口出さないけど、黒子に徹して準備は徹底してやる。錨として下に潜んでいる必要がある
Object的触媒HINAMIの映画作品。
Weの象徴として目に見える形があると、みんなが求めている形が明瞭になる。
非言語的触媒がSubject的にもObject的にも潜まれているのがマジックのコツ

黒川さん「まじめな子がやめちゃう。それって貢献感がないとき。
そういうときに声かけができないと、やめちゃう」
たっくん「そういう声かけができるのってなぜ?」
黒川さん「自分が孤独だったから。疑問に思うたびなんで?って聞いて、
小学校低学年で老子に共感してた。
やっぱ無為自然だよね~とか(笑) 
勉強しかできなければいじめられっこっていう位置で帰属できるんだけど、
武道もできる怖い子どもだった。先生も周りの友達も怖がって声かけられなかった。
帰属できないということがどんなに怖いか、孤独がどんなに怖いか、
絶望的な孤独を知っているからかもしれない」
 

エピローグ ソーシャル・イノベーションにおけるデザインとは?
ざれす「ソーシャルイノベーションそのもの全部がデザインでは」
てん「SIの中のデザインっていうくくりがしっくり来ない。
相手に対して考えきってどういう型におとすのか、
SIの中ではなくて、
全てに対して使える考え方、思考法」
「レバレッジがどこかって考えるところから思考は始まっている。
あの図を描くところからデザインは始まっている」
すこさん「SVに重要なのはニーズ。目の前にいる人たちの本当に
困っていることを見つけること。観察が重要」
ざれす「りかこが「国際協力デザイナーになる」って言ってた意味がやっとわかった」
いのさん「デザインには言語化されているものと非言語のものがある。
知事が変わった背景は敵対組織に弱みを握られた。これは表に見える情報。
黒川さんのプロジェクトは人を巻き込もうとしたときに水面の氷山の一角ではなく
五感を全部使って人を動かすこと。
正しいから、可哀想だからといって
ひっぱるのではなく、五感で訴える」
 

マイプロ発表

ログラー つっち 

<あーちゃん>インターンをやってみて・・・
①メディアの力で本当に行動にうつしてくれるのか
②学生の特権:すぐに勉強できる しかし!義務が大きくなりすぎる
⇒行き着いたのがSIFE:アメリカのNPO
学生にソーシャルプロジェクトを通してスキルを身につけてもらうことがミッション!
代表をやっていたが、後輩に継いだ。後輩が自分と同じようなミスをしないことが課題
SIFE JAPANに卒業後はいる予定⇒なぜ?
・大学1年:大学つまらない→誘われた→地域活性化に関する勉強→社会に還元していきたい
・実際やってみてうまくいかないことが多かった
・上の組織であるSIFE JAPANとうまく連携できていない
・リソースの活用ができる
2008年の目標:SJに入るための準備期間。適切な運営方法をみつけるためのリサーチ、
現状把握。
かわいい後輩が同じような失敗を起こさないために存続する組織にしていきたい。

SJを運営している朝日ELLES(ピンクリボンなどのイベントやプロモーション)に就職するかも。
BUTちゃんと運営できていない!もっと力を注いでほしい!
広告目的に就職した人たちはSIFEに関するモチベーションは低いことも。 

マイプロを大奥のワークシートにあてはめてみた。PPT参照。 

アウトプットはソーシャルプロモーションについて今やっていることをまとめる形

つじけん「デザインを学んで何が変わった?」
あー「意識として変わったのは、「自分が全部やらなきゃ(メーリスとか)」から
「自分がやるのではなく、やってもらって学んでほしい」ってなった。
意図的に自分の手から離すようにしている」 
いのさん「今学期末までにSIFE JAPANをどう解決するかの計画をしてほしい。
現状維持の力が強い。
事前にどんなことをするか、具体的に何をするのかを設計するのが大事。
選択が正しいのかどうかもわかってくるかもしれない。ISAも動き出すし、
SVPもフルタイム雇う話も出てるし、ETICでも雇う話も出てきてる。プランを立てる必要がある。
SIFEとはとは何か。SJの現状などを文章化して、「私の改革案」を今期のペーパーにしてほしい。
参加するだけで変わるのか。事前にプランしなきゃ」

あゆみちゃん「フローレンスはしばらく休むとかはできないの?」
あー「手をはなすのは難しい」 
すこさん「一度一ヶ月くらいSIFEから離れてみるのは?今まで関わってきて、
内部もみてるから
変えなきゃ!って思っているが、一回離れてみて、
本当にあーちゃんが変えなければいけないのか、
シビアに考えるべき。
今は時間の余裕がなく向き合うこともできてなく中途半端になってしまうし、
キャリアライフに重要な決定だから、離れて考えてみては」

 <とりちゃん>
お散歩ツアー。ビジョンは地域の人にSFCが会うこと。その逆も。
普段味わえない感覚を味わう。
ただ合わせたいのだけではなく価値観を学んで欲しい。
これが最終ビジョン。
 おじいさんたちと話していて、単純に面白かった。
太鼓とか子供達の話をきくのが好き。
その感覚をみんなにも味わって欲しい。
地域の人との交流が抜けていると感じていた。

あーちゃんとごんぱちへ散歩に行ったけど、私がやりたいのはこんなツアーじゃない!
人に会ってほしい!多用な価値観に触れてほしい! 

高校時代、自分のまわりにはグループがあった。みんな固まっていたのがいやだった。
みんなと仲良かったのだけど、みんなはそのグループに縛られていた。

たかと太鼓をたたいていたら、みんな練習しないならやめようと言われた。
おじいちゃんたちにやめるというのは可哀想。そのたかとバードさんとの会話が面白かった。
合わなさそうな人を合わせるのが好き!合わなそうだけではもったいない!それをマッチングしたい。

秋祭ではどこまで地域のことを紹介できたのかわからない。これをやってどうだったのか?
手伝ってくれた人みんなにちょっと聴いてみたい。

つじけん「とってもおいしかった。おじいちゃん最後までいた。
焼き芋とか焼いている姿も見せられたら良かった。うちら以外の人に見せられたら良かった。
あからさまにやるのではなくできたら最高!」 
あゆみ「とりちゃんがしたかったことができたかどうかってこと。
たかさんとバードさんのような具体的なこと。とりちゃんと私は仲良くなった気がする。
でも正直、ちょっとよくわからなかった。私が何をすればWin-winになれるのか。
たかさんとバードさんの出会いのようなものを集めることが評価材料になると思う。
少しでも、たかさんとバードさんのようなことを言葉にして伝えていくことが大切」 
たっくん「秋祭はサブミッションのようなものではない?」
あゆみ「いっぱいイイコトは起きた。でも「良い」の指標がわからない。
とりちゃんのしたかったことがわからない」 
とり「あゆみちゃんは秋祭でやって楽しかった?準備とかは一緒にやってどうだった?」
あゆみ「準備とかは楽しかった」

バード「とりちゃんのしたかったことは何となくは伝わっている。
でも誰と誰を繋げたかったのかがわからない。どういうふうに結びつけたかったのか。
お客さんに身近になって欲しいのか、来たお客さんと金子さんをつなげたいのか」
とり「どれも同じ繋げるだった。最後に、みんなどんな人に興味あるかを聞いて会わせたい」 

とり「SFCクリップがどういう風に感じられているのかがわからない。

クリップ側でコメント管理されてしまっている。友達で面白いと思ってくれる人がいて、
その時書いて良かったと思った」
いの「ブログ発信したら?クリップといのけんWEBとリンクしたら良い」

とり「水曜日空いている人?誰に会いたい?」
てん・たく「とりあえず連れて行って、その中から見つけていったら面白い。
知らない出会いだから面白い」
 つじけん「「みんな」ばっかりで「私」がない」
いの「合宿があって、この学期があって、合宿で学んだことがここに繋がっているのか。
コミットしただけ好きにやって良いのよプロセスがあった。そのキレのよさがもったいない。
あの高見からビョーーーーンと最終発表してほしい。良い意味でのエゴ。
黒川さんは良い意味のエゴイスト。
コイ前のインタビュー:利他
コイ:エゴ
いの研:中間 ぐらいでちょうどよかった。黒川さんの三つの面が見れて面白かった。
ざれす「しかもその三つが矛盾していない」 

まりなさん「SUBWAYで本当は地域に連れて行きたいんじゃなくておじいちゃんに
会わせたい
って告白された。それがただの地域活性にとどまらず、
ニートに対してもズキュンとくるものに
なったと思ってた。SFCの近くにカフェを作って、
みんなが集まるものにしたいって聞いて、
リクルートをやめて行きたくなるほどだった。
頑張って欲しい!」

事務連絡

<マイペーパーについて>
最終ペーパーをPDF化してアーカイブ化。合宿前にいったんドラフトを送ってほしい。
31日まで。 合宿でマイプロ発表。そのフォーマットは合宿チームから。
とりあえずみんなに書いて貰って、
フィードバック、ブラッシュアップをしてもらう。
28日までに最終提出。 

<授業まとめについて>
合宿までに冊子にする。今期の授業がまるごとパッケージで配布されます☆ 
1月18日までに授業スライド。宿題をアーカイブ。スライド。振り返りシート。
当日の流れとフィードバックをアーカイブとして残す。課題をワードでまとめる。
授業スライドのあとに授業の意図を書き込み。公開したときに考えも見せれる。
面白い。デザインの裏側。
 

たっくん:ディスカッションのところは授業班のほうがわかってるから、
そういうところも残して欲しい。

すこ:いのさんが大切にしたいのは本体の後につけるところ。 

むーみん:ログを基にして議論をまとめる。ログは外向けではないから整理して見せる。

 

 
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