井上英之 研究室

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andreas01 v1.2

●問1.|『発想する会社!』の指定箇所を読みんで自分のマイプロに|活かせそうだと思う「型*」を選び、どんな風に活かせるか、|また応用してみた際に起こりうるアウトプット・アウトカムの|変化を想像して書いてください。 

<回答欄>「ホット・チームは成しとげる」

具体的に、マイプロではないですが、ザンダーさんのやっていることに面白いと思いすぎて、この型(?)を選びました。ザンダーさんのやっていることを要約すると、学生に(ザンダーさんは先生)、最初の授業で、全員にAを出すと話す。そのための条件は、ただ一つで、授業の最終日の日付で、サンダーさん宛に手紙を書く。そこには、自分がAに値する理由を説明する、というのである。学生は「自分自身にA評価を与えるために、その努力を惜しまないものだ」と筆者が述べているように、ほかの誰かではなく、自分が自分自身を評価するというのは、人に自分を評価されるよりもやる気になる。今書いている卒論も、もちろん、読んでくれる人のためであると同時に、自分自身が納得できるものを書きたいという動機に基づいているし、WEBも、その顧客を置きながらも、自分自身を納得させるという側面も大きい。人ではなく、自分自身が評価することで、その評価が甘いものになるという見方もできなくもない。ただ、それを人に胸を張って説明するためには、人から評価されるよりも、高い質のアウトプット、アウトカムをうみ出すことが求められることが多い。そのような意味で、サンダー流は、非常に効果を発揮するような手法ではないかと感じた。

 

  ●問2.HINAMIの特徴の中で、WEB2.0の特徴と共通する部分はどこでしょう。|また、HINAMIのプロジェクトにこの特徴がどのような効果を|もたらしていると考えられますか。

 <回答欄>「知の創発」の場である点が共通する部分として強く感じました。HINAMIの場合、任せることで、それぞれの人たちが自発的に行動をして、HINAMIというひとつのコミュニティで、「知の創発」を起こして、映画を作っています。これは、まさに、多くの人々に問題(脚本や映画の作成プロセス)を投げかけ、新たな知識や智恵の創発(水槽の話しや脚本が変化するというのは、その例)を促し、活用できるようにする。という「衆知創発」の革命のひとつの形であると考えます。

 ●問3.|みなさん自身のマイプロに引き付けて考えてみてください。|デザインの勉強を2007年最後の授業で受けてみて、自分の|マイプロについて考える際に何か視点が変わった点がありますか?|また、デザインという視点がソーシャルイノベーションにもたらす|効果はどんなものだと思いますか?

 <回答欄> 

タイトル:デザインと現場での行動

 内容:

みんなが自分から動き出す。

デザインとは、人が勝手に動き出すような、そんな製品や仕組みを作り出すことであると思う。人に自分のことをわかってもらいたいとき、自分に協力してもらいとき、共感してもらいたいときに、人はどのようなことをするのだろうか。ある人は相手を脅すのかもしれない、またある人は、論理的に説得するかもしれない、お金や地位などのにんじんをぶる下げることで相手を動かす人もいるかもしれない。デザインとは、人を動かすひとつの手段である。たとえば、前回授業に来てくださったオキタさんは、ヘブンズパスポートというひとつの製品によって、女子高生が渋谷を掃除するという行動を起こさせた。ソーシャルセクターはボランタリーセクターと呼ばれることもあるが、まさに人々の自発的な(ボランタリーな)行動を起こしてもらうことが重要だ。たとえば、環境問題のこと、ホームレス問題のこと(そういう非営利的なものでもなくてもいいけど)、活動に人を巻き込み、何か行動を起こしてもらうときには、脅しやにんじんでは限界があるし、そもそもそれだけの資源もないかもしれない。かっこいい、セクシー、クール、あこがれる、アツい。他人の自発的な行動を起こそうとする際に、デザインが有効となる。

 お客さんを本当に知る。

デザインで強調されていたことのひとつに、「観察」がある。お客さんが、何に不満を持っているのか、従来のアプローチの欠陥はどこにあるのか、それを会議室に引きこもって考えるのではなく、実際の現場に赴き、ユーザーを観察することで見つけ出すのである。ソーシャルイノベーションをおこす、言い換えれば、新しいビジネスやNPOなどにはじめ、その活動を社会の「当たり前にする」ためには、本当にお客さんのことを知らなければならない。ホームレス問題の例で言えば、どうしたらホームレス問題の解決に向けて、手がうてるかは、ホームレスを観察するのが早いのであろう。たとえば、観察によって、ホームレスの人が生物を大切にしていることに気づき、緑を育てるプロジェクトはじめ、町全体を緑で埋め尽くしてしまうプロジェクトによって、地域を変えようとしているNPOなどもある。二次的な情報のみを扱って、会議室で施策を考えるのではなく、「観察」を通じて、問題の本質を見つめ、その対処法や活動を起こし続けることが、社会に受け入れられるようなアイデアを生み出すことにつながるのである。

 
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