井上英之 研究室

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andreas01 v1.2

問1の「発想する会社!」は家においてきてしまったので、読めませんでした><

 

問2.
HINAMIの特徴の中で、WEB2.0の特徴と共通する部分はどこでしょう。
また、HINAMIのプロジェクトにこの特徴がどのような効果を
もたらしていると考えられますか。

<回答欄>

*未経験者に対して非常にオープン、*素人も混じった加筆修正
共通点)Web2.0.の「三つの革命」のうち、①「情報バリアフリー革命」
 ・・・400字程度の脚本の種・アイデアの公募、とハードルを下げ、【誰でも・手間をかけず】参加、情報を発信しやすくなった、そしてHINAMIにとっては、「(引用)多くの人々の智恵を集め、新たな智恵を生み出し、活用する」ことができた、という点で似ている。その効果として、参加者が増え、より多くの脚本・アイディア(Web2.0.でいう<情報>)が集まるようになった。
また、同時に「周知創発」ということばを用いれば、HINAMIではある人の種が、多くの受験者・審査員によって加筆される。このような仕組みによって、種が芽を出し、新たな創発としての映画という形に成長することができるのだと思う。

*誰でも書き込めるノート
共通点)②「草の根メディア革命」
 ・・・普段は映画を見るお客さん。そんなお客さんがHINAMIでは作品をプロデュースする側に変身する。この点で「ユーザーがコンテンツを生み出す」というWeb2.0.の構図に非常に近いと考えられる。特に、ユーザーである多くの人の意見(情報)を取り入れていくことで、より良い作品(高度な知識)に近づくという効果があった。


*きちんと形になる
共通点)③「感性共感の革命」
 ・・・始めは文字であったアイディアの種。これを多くの人が関わっていく過程で、映画という映像に仕上げていく。やはり文面だけでは伝えられないものを映像では伝えることができると思う。たとえば、水槽のエピソードである。映画の中で登場する小道具にすぎない水槽であるが、映像になってみるときっとその存在感や、部屋の醸し出す雰囲気など、見ているお客さんに伝わるものがあったに違いない。

*多様な人がともにわくわくする場を毎日のように設ける
 ・・・異なる点としては、HINAMIが目に見えるコミュニティであること。現実に人と人が交じり合い、直接意見を交換していくことで、その「場」を作り出すことができる。だからこそ、その人の個性ややる気を伸ばし、撮影回数を年2回にしていくなど、新たなことを実現可能なものにしていくことができるのだと思う。Webでの「表面的な」意見やコミュニティと大きく違う点である。

 

 


問3.
みなさん自身のマイプロに引き付けて考えてみてください。
デザインの勉強を2007年最後の授業で受けてみて、自分の
マイプロについて考える際に何か視点が変わった点がありますか?
また、デザインという視点がソーシャルイノベーションにもたらす
効果はどんなものだと思いますか?新聞の社説を通して、ソーシャル
イノベーションにおけるデザインの重要性を伝えるつもりで、
タイトル
サブタイトル、もしくは小見出し2つ
をつけて、文章にまとめてみてください。
なお、回答する際に使う事例はマイプロでなくてもOKです。

<回答欄>

~ちょっとしたきっかけツール~ 

内容:

 デザインって一体なんだろう。
 見た目や形で、色んな人に訴えかけるもの?
 何かを「達成」したいときに、どういう組織にするか、
 どんな役割を与えるか、どう多くの人を巻き込んでいくか・・・
 これらもデザイン??

ここからは、デザイン=人の行動を変える可能性を秘めたもの、として捉えたい。

誰の行動をデザインするのか

 まず、イノベーションを起こすには、システムに加えて、「人」が変わる必要があるのだと思う。

 具体的に言うと、そのプロジェクトや団体に共感を持つようになる人、掲げている社会問題に関心を持つようになる人、活躍している人に惹かれて同じことをやりたいと思う人、何らかの形でサポートしたいと思う人、普段の生活からできることをやろうと思う人、などである。

 このように、人の気持ちを、そして行動を変化させる事ができれば、私達の達成させたいイノベーションはより普遍的なものになるのではないだろうか。多くの人が関わることが【メインストリーム】になっていくことであり、社会変革もしやすくなる。

 株式投資の例を挙げてみよう。

 現在、日本の株式市場にいる投資家の割合を見てみる(大和証券HPより引用。)

平成15年ごろに外国人投資家と個人投資家の割合は逆転し、平成18年度時点で、ほぼ30%が外国人投資家と増加を見せ、個人投資家の割合は20%弱と減少している。個人投資家の数は増えているというものの、この割合である。

 私の周りには株式に対して「良く分からない」「怖い」「お金を儲けるためのもの」、といったイメージを抱いている人が多い。以前は私もそうで、遠い存在に感じていた。しかし、実際は異なる。特に株式投資は、その企業を応援することに等しい。応援したい企業にお金を託し、成長していくのを長い目で見守ることができる。

 そして、ほとんどの人が加入している年金や、銀行の預金、これら多くの人のお金がさまざまな形で「運用」されている。そう、私達は潜在的な投資家なのである。これらのお金が、意思を持ったらどうなるだろう。私達、そして地球の未来を豊かにしてくれる企業に投資をしたい、と思う人が増えれば、株式市場も自ずと変化していくのではないだろうか。その突破口として、社会分野に関心のある人たちの行動をまず変化させたい、と思うようになっていった。

思わず○○しちゃう

 前回の授業を通して、このキーワードが思い浮かんだ。そのデザインを通して、思わす行動してしまう。オキタさんの例でも、自殺する気が失せる、本当に良いことをやろうとする、そんなデザインもあることを知った。また、ある会社では、ミーティングの際に椅子を置かないという。これによって、出席者は立ったまま会議を進めざるを得ず、早い時間で事項を決定させる事ができるそうだ。これらはどれも「こうしなさい!」と言われた上の変化ではなく、「気付いたら・・・」の変化である。

 私のマイプロでも「気付いたら投資に興味を持つようになっていた」「お金の使い方を意識するようになっちゃった」ということが実現すれば、どんなに良いことだろう。さらには、オキタさんの例のように「予期しないことまで起こってしまった」のなら、もっと嬉しい。現在進めているストーリーは、3つの意図を含んでいる。

まず1章では、「投資ってこういうものだったんだ!」と、株式投資に対するバリアを取っ払ってもらう。ここは架空の話になるが、金融機関に勤める女性が高校生に投資について伝えるシーンである。

↓   ↓   ↓

次に、2~3章で、「投資で環境や社会を変えることができるようになってきたんだ!」「金融の世界にも社会を変革するイノベーターがいるんだ!」という事を知ってもらい、より投資に関心を引き寄せてもらう。ここは実話であり、社会企業家の興味のあるところ。

↓   ↓   ↓

最後の4章では、「これなら私にもできそう!」と、上記の章で関心を持った人に、具体的な行動へ移してもらう。ターゲットとしては、上記の章よりやや狭まる。何をすればよいのかをさまざまな視点から示した。

↓   ↓   ↓

本を飛び出した、その後の物語。これをきっかけに、ある一部の人の行動が変わる。そして、会社、学校、日常生活などで波及的な変化が生まれることを期待している。たとえば、企業年金において、環境や社会にも配慮した投資方法を選択する人が増えたり、金融機関でもさまざまな環境や社会に関する情報・金融商品の提供が行なわれるようになったり、個人投資家もその企業が私達の将来の生活にどんなメリットを与えてくれるのかまで考慮し長期的に投資をするようになったりする、という変化である。社会全体としては、今まで氷山の隠れた部分であった、企業の見えない価値、自然環境・労働環境・地域環境・教育環境などに対する取り組み姿勢や理念などが評価されるようになることを目指したい。

 私のマイプロにおいて、具体的にどのようなデザインが必要なのか、まだ描ききれてはいない。まだまだデザインできる余地はあるのだと思う。しかし、そこで私自身の意見を押し付けるようなことはしてはいけないのだと考えている。全ての意図は見えないように隠しておくデザインも必要である。デザインはあくまでも人に「思わず○○させちゃう」きっかけツールであるのだから。

 
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