【課題1】
既存の財団には、
・非営利の資金(基金、財団?)における慈善活動や将来のイノベーションにとって、潜在的な利益があること、そして、公的な問題の解決に寄与できることを理解させる働きをした。
・各財団のアカウンタビリティー(説明責任)が向上、社会的リターンの可視化や数値化が進んだ
・財団同士の提携もでてきた
ビジネス界には、
・金融界において、地域基金へのチャリティー、寄付金やdonor-advised fundが増加
・財団を持つ企業、経営者
・さまざまな形のcharitable givingが可能にことで新しい形、戦略のフィランソロピーが誕生
・新しい社会的な良心を富裕層やビジネスリーダーにも広がっていった
【課題2】
*opinion leaders
役割
・文化を創造し、VPや彼らの活躍できる領域を勧める
・一貫し妥当な期間、原則、実践へと発展させると共に
・文化的な得意分野や創発に必要な専門知識を構築
重要な点
・首尾一貫とした哲学で、一人の努力家として、
VPの世界において価値や意義を与えている
・きっかけやカウンセリングを行なうことで、
新しいドナーやprofessionalsをVPの領域に
参入させている
・批判を述べることでも、VPを励まし、
注目を集める役割を担っている
*Professional Networks
役割
・ビジネススクールの同級生から地域の非営利メンバー
たちとの間のキーコネクションとなる
・ネットワークとして組織的にデザインされたVP組織
にとっての重要な仕掛けとして要求されている
重要な点
・シリコンバレーでのVPの発展に寄与。
・制度化における重要な調査
・組織的な中で学ぶことができる、
また学べるという信頼感
・VPに関する情報をすぐに、効果的に広めている
【課題3】
日本の金融業界における変化が、日米の相違を見ても必要だと思う。
①経済的な利益がまず短期に存在
②その後に社会的な利益
③そして社会的な利益がさらに経済的な利益を生む
という事を示すことができれば、今まで短期的な利益
ばかり求めてきた業界においても、長期的な視点で
経済以外の価値も認めるようになると考えている。
まずは以上のような事例が過去にどれだけ起きたのか
という調査、そして今後も起こる可能性があるのか
を海外の事例を含めながら説明していく必要がある。
これによって、
・企業が短期的な利益だけを求めなくてもよくなる
・「社会問題の解決」という新しい価値が
企業の業績や株価にも組み込まれるようになる
そのために、Opinion leaderとして
・慈善的な活動をしたい企業と、経済リターンを求める
金融界の間に立つ
・両者に、社会的な活動も将来の企業価値に結びつく
ことを納得してもらい、どのような点に着目すれば
良いのかを示唆する
・海外の情報を日本でも発信し、その逆も行なう
という事が必要だと思っている。