ちょっとまって、もう少し書き直します。
とりあえず、今日はここまでということで。おやすみなさい。
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「Venture Philanthropyは何をどう変えたムーブメントだったの？」
●宿題１●
Venture Philanthropyは、既存の財団に、
また、ビジネス界の社会への関わり方にどのような影響を与えましたか？
上記二つの文献を読んで、文中の事例を挙げながら整理し、
あなたの見解を書いてください。
また、前回の授業もふまえて、Venture Philanthropyは
社会起業家の何にどのような影響を与えたと思いますか？
あなたの考えを聞かせてください。
◆既存の財団、ビジネスどちらにも言えることだと思いますが、「やってみせた」、「お手本を示した」ということが大きかったように思います。シリコンバレーを通じて、ぐちゃぐちゃいうのではなく、自分たちのお金を使ってモデルを見せてしまった。また、ウォーレンバフェットもそうかもしれませんが、それをグーグルやバージンがみてみんながまねてしまうわけです。また、SVPのようにそれをまねして広げていくことが出来ちゃったわけです。まねをするだけのお手本、サンプルというべきかを実際に形にして示したことが、社会に影響を与えたように思います。
◆特に、既存の財団には、コミットメントによる、エンゲイジやネットワーク、つながりというものの必要性を痛感させたように思います。お金を上げればいいのではなくて、しっかりそこに自分もコミットして、つながるということです。一心同体ですもんね。こけるときは一緒。
また、結果を非常に求め、評価をしっかり測定するというアプローチするという視点が特に強調される点だと思います。
◆ビジネスには、翻訳家として、二つの領域の橋渡しをしたという影響があると思います。、ベンチャーキャピタル的な手法を利用するとか、今までビジネスセクターにいた人たちがソーシャルセクターにはいってきたいうことで、ソーシャルセクターの活動をビジネスセクターにいる人たちに理解できる言語で伝えることが出来たことが大きかったように思います。そういった意味で、VPの社会への関わり方という言い方が適切か分かりませんが、ソーシャルセクターへの関わり方に影響を与えたと思います。
また、社会起業家に対してですが、
①社会起業家に結果を求めた。
長期的なビジョンを大切にしながらも、しっかりと目に見える「結果」を測定したことで、社会起業家にも結果を出さなければならないプレッシャーを生み出した。
②社会起業家のアプローチ方法に、大きな視点、広範囲にわたる地域を変えるという視点をもたらした。
単にしこしこ地域内でやるだけではなく、それを国内海外に広げていこうという支店を作らせた。目の前にいる個人を大切にすることも大切だけど、それと同様の人が国内、世界にもいっぱいいる彼らをみんな変えちゃうだけの、スキルとお金を提供できる存在であった。
③社会起業家にアドバイザー、ともだちができた。
今までの現状をぶち壊し、新しいものを生み出すのには一人でやっていくのはしんどい。そこで一緒になってやってくれるすごい仲間がいるかどうかは心強いのだと思います。時にはやさしく時には厳しく、そんなVP君がいるから、今日もSEは立ち上がることが出来るんです。ありがとうVP。
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「Venture Philanthropy ムーブメントは、どのようなファクターによって起こったの？」
●宿題２●
Moody(2006)はVenture Philanthropyムーブメントが広がる上で
重要だったファクターを次の4つだとしています。
・dot com boom,
・the appeal of Venture Philanthropy model to newly-emerging donors,
・the role of opinion leaders,
・communication across professional and peer network
この中から２つ選び、それがなぜ、そしてどのように重要だったのかを説明してください。
・dot com boom,
シリコンバレーを中心に多くのIT関連企業が生まれ、上場に成功したことで、「新しくて、若い寄付者」が誕生することとなった。彼らは、「オールドエコノミー」の人々がするようなフィランソロフィーではなく、自分たちを成功に導いたようなベンチャーキャピタル的な手法によって、フィランソロフィーの世界にアプローチしたいと思ったのである。
また、ドットコムブームによって生まれた「IT長者」たち、もっと言えば彼らの持っているお金はメディアからも注目の的であり、それゆえ彼らの行動は（お金の使い方）は、メディアによって広く知らされることとなる。つまり、彼らが大量のお金を使いVPを始めるということがメディアによって、短時間で広く知れ渡ったのである。
さらに、VPの背景には、ドットコムブームにより生まれた新しいお金持ちが、精神的に『バブル』の状態であったためと指摘する人もいる。すなわち、お金があふれ、自信と楽観主義もとめどなくあふれ出る、さらには、ビジネスセクターと同様のやり方がフィランソロフィーにも広く通用していると感覚に彼らは陥っているわけだ。
・the appeal of Venture Philanthropy model to newly-emerging donors,
別の関連する理由としては、VPが生まれ広まったファクターとして、このときこの場所で生まれた新しい金持ち集団にとって、VPが特に魅力的であったのだ、というものがある。というのも、ある一定のコミュニティ内においてや、人々の間で共有しされている言語や価値観やコンセプトに共鳴しあえば、比較的容易に広がるからある。つまり、調べていくと、この時代のニューリッチの多くの人がもつ性質、すなわち、既存ビジネスやベンチャーキャピタルの行動思考特性とVPの行動思考特性の間にはある種の性質上マッチする部分が存在することが明らかになったのである。さらに、VPはニューエコノミーが成功した、地域における文化的な環境にもフィットしたのである。例えば、彼らは、チャリティ組織に寄付をするとき、オールドエコノミーに人がするように小切手を切るのではなく、その組織にコミットし、Giving backのプロセスにコミットしたいという想いがある。
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「日本でのムーブメントは、どうやったら起こせるの？」
●宿題３●
宿題１と２で、アメリカを見てきましたが、
一方、日本はアメリカとは状況が違います。
例えば日本トップ 20の財団の資産総額が約4,981 億円に対し、
アメリカは154， 177億円です。( 財団法人センター 2006)
以上をふまえて、では、もしあなたが Moody(2006)の言う
opinion leadersだったら、日本の社会分野にどんなムーブメントを起こしたいですか？
あなたのアイディアを自由に書いてみてください。
①行政を変えたい
意外と民間でやることがベストのように語られるけど、行政を変えることはもしかしたらインパクトがでかいかもしれない。特に財団が、行政の下請け的な機関になっているならなおさら、VP的に投資家（行政の職員）自体がしっかりと問題にコミットメントをして、業績を評価させたら、いいのかも。それを市民なりにしっかり情報公開する。名づけてベンチャーガーバメント・・・・。だめそう。がーバメントの本質を忘れているね。
②若者を変えたい
それならば、やっぱりおれら若い世代が何とかせねば。金は基本諦める。徹底的に若者をあじる。凄い怪しい学校とか作って、なんかかわいそうなくらい社会起業家精神にあふれた人々を養成していく。そして、凄い人々を輩出し続ける。
ちょっとまって、もう少し考えます。
とりあえず、今日はここまで。おやすみなさい。
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★まりこよりひとこと
もし、余力があれば、全部読んでほしいですが、
ちょっと余力があれば、
Moody （2006）The Construction and Evolution of Venture Philanthropy
のp21以降も、特にビジネスセクターとソーシャルセクターが出会うとどうなるのか！
興味のある方読んでみてください！！面白すぎます♪
あゆまりより