井上英之 研究室

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1.Venture Philanthropyって何なのでしょうか?

ベンチャーふぃあんそろぴーとは、新しい社会的投資のモデルとして、アメリカで注目されている社会企業向けベンチャーキャピタルである。大きな東京としては、ビジネスにおけるベンチャーキャピタルのモデルが、そのまま社会的なビジネスやNPOの支援に向かった、という点である。

(米国を中心としたソーシャルベンチャーの先進的事例データ収集 井上英之他より抜粋)

 

ここで、おばかな私は「ベンチャーキャピタルって何?」という壁にぶつかってしまいました。さて、いったいいつ課題に取り掛かれるのでしょうか!?

 

2.ベンチャーキャピタルって何なのでしょうか?

ウィキペディアによると・・・

ベンチャーキャピタル(Venture capital)は、成長志向性の強いベンチャー企業に対して資金提供を行う投資会社(投資集団)のこと。通常、資金を「貸す」(融資)のではなく、株式の取得という形で「投資」を行って、ベンチャー企業の資金需要に応じる。

 

むむむ・・・?そういえば、「融資」と「投資」の違いは何か?って言われたとき、答えられないぞ!?さぁ、大変だ。壁だらけ・・・泣 とにかく、人に聞かなくては!!ということで聞きました。

 

3.「融資」と「投資」の違いは何なのでしょうか?

融資と投資の違いを説明する場合、たいていはシェイクスピアの『ベニスの商人』を引き合いに出すもの、と相場が決まっているそうです(マルクスだってそうしました)。『ベニスの商人』では、商船に投資した富豪が、船が沈没したため一夜にして巨額の債務者に転落します(これは《投資》です)。そして、その元富豪に《融資》した高利貸しのシャイロックが「担保」として「お前の肉〇〇ポンドをよこせ」と要求する訳です。

  これは、投資と融資のギャップをめぐる話です。投資の方にはリスクがあり、儲かるかも知れませんが(つまり配当です)、大損するかもしれません。対して融資は、かならず見返りがあります(これが利子です)。

 

なるほど!融資と投資を比較する際、

融資=ローリスクローリターン

投資=ハイリスクハイリターン

という感じでいいんでしょうかね。

 

話が大きく脱線しましたね。ベンチャーフィランソロピーの話に戻りましょう。

 

4.ベンチャーフィランソロピーの特徴として

1.出資を、寄付ではなく、投資として捕らえている

2.そのため、出資の際には、明確な基準を持っている

3.投資先には、社会的、経済的な成果を求め、民間マネジメントのプロフェッショナルによる、具体的な経営サポートを提供している

(米国を中心としたソーシャルベンチャーの先進的事例データ収集 井上英之他より抜粋)

 

5.(やっと本題)ベンチャーフィランソロピーの「投資」と一般の「投資」の違いは何でしょうか?

 一般の「投資」=期待するものが「お金」

 ベンチャーフィランソロピーの「投資」=期待するものが「お金」と「社会的貢献」

 我々(私が投資するなどまだまだ早い話ですが)が行う「投資」というのは上記にもあったようにお金の「配当」です。1000円投資してそのビジネスが成功して2000円になって返るとき、1000円分の配当が与えられます。

 一方、ベンチャーフィランソロピーにおける「投資」には二つの「配当」を期待しているのです。それが、一般と同じようなお金に関するもの、そして、「社会的貢献」です。

 NPOであれ営利組織であれ、ソーシャルベンチャーであれば、社会的貢献だけでなく、組織を維持する上では収益も大切なものになります。ゆえにこの「お金」と「社会的貢献」の二つを期待するのも分かりますよね。

 
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